ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

大道芸人たち

2015.05.15

天気の良い時に横浜の山下公園に行ってみますと、しばしば、多くの人だかりに出会います。

「何で集まっているのかな?」と近づいてみますと、大道芸人がパフォーマンスを披露しています。

どんなパフォーマンスであろうと見ていて楽しくなりますし、「すごいな~」と彼らの技に感心してしまいます。

そして、その演技が終わると観客の前に「お気持ちをひとつ宜しくお願いします。」ということで、帽子や小箱が置かれたりします。

ご存知のとおりこの寄付が彼の収入です。

これを基に生活をしているわけです。

今回出会った大道芸人の方は、この演技が終わった後になぜ自分がこういった芸の道に進むことになったのか、そして自分はこの芸を通じて社会に何を貢献したいのかといったことを話され、自分の芸を録画したCDを無料提供して、これを今回見られなかった方に是非見せていただきたいとのべていました。

彼の年齢は35歳ぐらいだったでしょうか。

そして、いつものようにお金を入れていただける帽子を地面において、その横に無料CDを山積みにして置きました。

天気が悪かったり、あるいは炎天下だったり、すごく寒かったりすれば観客は集まって来ません。

技術の問題でなく、天候によって収入が大きく変化してしまうのです。

それほど収入の安定しない職業ですが、天職としてがんばっている姿に心が打たれます。

私たちが見るそのパフォーマンスは30分前後かもしれませんが、彼らはその30分を見てもらうために何年何年も練習をしてきているのです。

どこかの室内場を借りればお金がかかります。

どのくらい人が来てくれるかもわかりません。

宣伝もしなければいけません。

ですからある程度の料金も取らねば生活ができません。

こういったことを色々と考えたうえで、大道芸人を行っているのでしょう。

パフォーマンスが終わり私は観客の人たちがその帽子にお金を入れるかを眺めていました。

ご家族単位でみると約30%の人は何もせずにその場を立ち去りました。

そして、40%ほどの方は1000円を入れていました。

一人であれば1000円は高いように感じますが、でもCDがただでもらえればうれしいですよね。

無論、CDは無料ですからまったくお金を払わなくてももらえるのですが。

一方、もし家族四人で見ているとすれば一人250円。

とても安いですよね。

この値段であれだけ楽しませてもらえれば「いい一日だった」と言えるのではないでしょうか。

そこで私が言いたいのは、その場でお金を払わずに立ち去った人たちのことです。

この方々は、もしかしたら短い時間しかその場で見なかったのでお金を払う必要はないと感じたためなのか、あるいはこの程度のパフォーマンス内容であれば、お金を払う必要がないと思ったからなのでしょう・・・。

何らかの理由があるのでしょう。

でも、お金をコイン程度でしか払わず、さらに無料だからCDを持っていくといった方々はやはり彼の立場や気持ちを考えてあげる必要があるのではないでしょうか?

私はそう思います。

きっとCD製作においても彼らはお金を多くかけられないでしょうから、業者にお願いすることもなく自作で作っていることと思います。

でも、CDを買ったり袋やシールを買ったりお金はかかります。

自分の貴重な時間もかけています。

ですから、やはりその行為や努力に対して考えてあげるべきだと思います。

一生懸命やっている姿はどの国でも、何歳でも、いつの時代でもすばらしいものと私は心の底から思っています。

自分の立場が変わり大道芸人であったならば、そういったお客さんの行為を受けた時、どういった気持ちになるかを考えてみていただきたいと思います。

Canton Fair

2015.05.08

GWも後半となりました。

中日も有休をとって後半のGWを楽しんでおられる方もまだ多いかと思います。

さて、私の方はこの仕事一色でしたが、4月30日よりバンコクを出てしばらく中国広東州の広州に出かけておりました。

この時期、中国で一番大きな輸入・輸出品の大博覧会(Canton Fair)が開催されるからです。

世界中からお客が集まり、それは大きな博覧会が開かれます。

私は今回が初めてでしたが、その規模には驚きましたね。

開催エリアは想像もつかないほどの大きさです。

建物から建物へと移動する際に歩いて行ける場合もありますが、同じ敷地でも離れた建物となると地下鉄で1区間離れているといった具合です。

ですから、案内人に道を尋ね「この道をまっすぐに行けばいいよ」と言われても、素直に信じてはいけません。

「どのくらいの距離があるのか?どういった方法で行くのが一番良いのか?」を尋ねないとひどい苦労を味わうことになります。

会場では入場パスが必要ですが、これには写真が必要です。

会場はしっかりと警備され、パスを胸から下げてないと警備員にとめられるといった具合です。

また、外国人の入場受付と中国人の受付場所は違った場所で行われており、これまたとっても離れています。

私は中国の商社マンと一緒に行き、まずは自分の受付を終えて、その後彼の受付場所へと回り2か所回る羽目になりましたので、これだけで1時間半ほどかかってしまいました。

これでは建物に入る前からクタクタです。

また、敷地のフェンスの周りや、歩道の鉄柵の外側には「通訳します。レベル○○級」と書いた紙をもった若者たちが立ち、お客さんに仕事をもとめています。

でも、外国人たちは通訳を連れてきていますから、ほとんど彼らには声をかけていませんでした。

会場に入りましたらこれまたとにかく広いので、しっかり調査すべき内容を決めておかなければ時間の無駄になってしまいます。

すごい数の会社が出展していますから、全てを見るのはとても無理です。

昼になりファーストフードショップのフロアーに行ったのですが、これまたすごく広く、大げさに言えば建物の端に立つと反対側の端が見えないといった感じです。

私はピザを食べましたが、目の前の40台ぐらい並んだオーブンからどんどん焼いて出されます。

まさにピザ工場です。

無論、冷凍ピザを焼いているだけなのですが。

そのため、食後に出るごみの量もすごいです。

清掃人もあちこちにいて、席を立つとすぐに来て、プラスチックと飲み物だけを分け、後は食事が余っていようがなかろうが全てを大きなビニール袋にドドッと入れ去っていきます。

まあ、こういった対応でないと処理しきれないのでしょう。

でも、「このゴミの量とこれらがどういう風に処理されていくのか?」気になってしまいますが。

受付にも何十人と各国の通訳が待機し、忙しく対応していました。

意外でしたが、私はほとんど日本人に会いませんでした。

外国からの来客者はアメリカより、ヨーロッパからの人が多かったですね。

特にやたらとイタリア語が聞こえてきましたからね。

また、インド人も多かったですね。

インド経済の向上の表れでしょうか。

このイベントは広州市にとってはとっても大事な催事であるので、多くのホテルではこの展示会への直行シャトルバスを出しています。

行かれるときはこういったホテルに泊まる事と、事前に来場パスを申請しておかないと時間と労力が非常にかかりますので要注意です。

もちろん、会場が広く手続きが面倒なので、そういった事を助けてくれる中国人を同伴することをお勧めします。

ビジネスをしている方は、一度は見に行く価値のあるお奨めの展示会です。

待ちかねたゴールデンウィーク。

2015.05.01

いよいよゴールデンウィークが始まります。

皆様も、色々と計画されていることと思います。

勤め人であれば有休をとれば、10日ほどの連休となりどこにでも行けますからね。

そういう私は今回は海外で仕事一色です。

さて、こういったGWの旅行で気を付けなければいけないのは(特に海外へ行かれる方です)空港の混み具合を考えた行動です。

普段、旅行慣れしている人は「出発2時間前になど行かなくてもいいよ。70分もあれば大丈夫。チェックイン後すぐ飛行機に搭乗するんだし・・・」ということで、いつものペースで行動することがあります。

でも、これは絶対にダメです。

GWの時は、成田空港、羽田空港ともに非常に混みます。

また、事前の席予約はWEBでは受け付けず、電話で申し込まねばならぬ場合もあります。

また、席のリクエストを受け付けたと言っても、必ず自分の希望の席が取れているとは限りません。(希望を受け付けたのであって、その席が取れることを確約したわけではないということです)

この場合は出発日が近づいたら事前にできるだけ確認しておきましょう。

旅行日当日に空港で席が予約通りになっていなく、気分を害して飛行機に乗っても楽しくないですからね。

長旅であれば席は大事ですからね。

では、有意義なGWをお送りください。

このページの先頭へ