私の通勤は徒歩ですので、満員のバスや電車に乗ることはなく幸運です。
しかし、時々休日や仕事で満員電車に乗ることがあります。
こういった列車に乗ると「毎日このラッシュにもまれてくる社員は大変だな。」と思わずにはいられません。
さて、この夏はかなり猛暑が続いていますね。
ここ数年は昔よりも夏が暑くなった感じがしませんか?
10年前であれば32度と言えばかなり暑いほうでしたが、最近は36度や37度といった数値が時々聞かれますので、32度でもそれほど猛暑ではないように勘違いしてしまいます。
そういった暑い日に、非常に混んだ山手線に久しぶりに乗りました。
そして駅に着き、座っていた若者が下車しました。
窓越しに彼がプラットホームを歩いていくのを見たら、ズボンのお尻が股下にかけて大きく濡れているではありませんか?
「えっ!何でそんなところが濡れているの?」
電車がプラットホームを離れながら思ったのですが、決してお漏らしではありませんよね。
汗なのでしょうね。
ラッシュの電車でも顔や頭であれば汗は拭けますが、お尻や背中となると拭けませんし、さらに彼は座っていたのですから無理でしょう。
何故あそこまで汗をかいていたのか理由はわかりませんが、彼もそこまでズボンのお尻が濡れていることには、まったく気づいていないのでしょう。
また、周りの人が気づいても教えてくれる人もきっといないでしょうし、教えてもらってもどうしようもないでしょう。
一方、ここまで濡れているということは、彼が座っていたイスもかなり汗でぬれている、あるいは蒸れているということですよね。
電車は混んでいましたから、当然空いた席には人が座ったのでしょうが、その席がどれほど汗で濡れているかを(汗をたくさんかいていた人が座っていた)知らないのでしょう。
つまり、後から座った人はその汗を自分の衣服で吸ってあげているようなものですよね。
なんだか考えると気持ちが悪いですね。
間違ってもそこにきれいな服を着た女性には座ってもらいたくないです。
こう考えると、夏の列車は座席がない方が良いようにも思えてきますね。