ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

自然体

2015.12.07

私の癖の一つに「感じないことは行わない」といったことがあります。

これは勉強ではありません。

確かに若い頃はテスト近くにならないとまじめに勉強する気にはなりませんでした。

その代わり授業はしっかりと聞いていましたから、それで十分と信じていました。

今回、私が意味する「感じなければ行わない」というのは特に「食事と睡眠」です。

朝起きたから食事をしっかりとろうとか、夜7時になったから食事をとろうといったことを私は積極的にはしません。

また睡眠においても、もう夜中の12時だから寝ようとか、朝7時だから起きようといったこともしません。

では、「どうしているのか」といいますと、体の命じるままに行動しているといった感じです。

今日は肉が食べたいと思ったら、きっと体がたんぱく質を求めていると思い肉を食べます。

また、今日はさっぱりしたものが食べたいと思ったなら焼き魚などを食べます。

大切なことは自分の欲を出さず、体の声をしっかり聞くことです。

聞かずに無視してしまうと、体が壊れるように思うのです。

ですから、人からご馳走してもらうことはあまり好きではありません。

自分の求めるものや量を、コントロール出来ませんからとても苦痛です。

多く出されれば、断ることも失礼ですから無理して食べることになります。

でも、私の体は食べることを求めていません。

そういったことが多いからです。(出されたものを箸もつけずにお断りするのは本当に気が重いですからね)

常に「体の声を無視することは絶対に良くないことだ」と自分で決めているのです。

ですから、疲れを感じれば夜の9時でも寝ます。

こういった時は、後から考えてみると出張で疲れていたときや、風邪の菌が体に入った時のような気がします。

だから、きっと体に疲れを感じたのでしょう。

体の声を聞いた生活をしていますと不思議ですが、体は健康をもたらすリズム、すなわち8時間の睡眠と三食の定時の食事に自然と落ち着いてくるように思います。

暴飲暴食もありません。

何にもしないでそのようになってくるから不思議です。

結局、「健康とは欲との戦いで決まる」様な気がしてしかたがありません。

人間の体は健康であろうといった方向に私たちを自然に導いてくれるようですね。

サグラダ・ファミリアの完成は10年後?

2015.11.27

今年の年初「今年はかつて2度訪れたことのある、スペインのバルセロナにある世界遺産 サグラダ・ファミリアを再び見学しよう」と計画していたので行ってきました。

今尚、建築中のスペインで一番有名な教会です。

アントニオ・ガウディが設計し、すでに100年以上建築が続いているのにもかかわらず、まだ完成していないカタロニア地方にあるもっとも有名な教会です。

教会なのに「ファミリア」という言葉がついていて、私にはなんだかピンときませんが日本語では「聖家族教会」と言われています。

この教会は1882年から建設が始まり、その後ずっと工事が行われています。

「なんでこんなに時間がかかるのか?」というと、このガウディの建築構想そのものが非常に壮大なのです。

キリストの教えは聖書が書物(文字)で伝えていますが、彼はこれを建築で表現して伝えようとしたのです。

「建築で?」と思われることでしょう。

実際のところ、なかなかイメージできないですよね。

一方、教会の外観を見れば「よくこんなにも大きく高くそびえたつものを大理石で創れるものだな」と感心しますが、また教会の中に入ってもビックリです。

その雄大さや大理石の彫刻の美しさ、そして巨大な大理石の支柱が天に向かってそびえ立ち大きな木を表現しています。

天井までは100m以上もあり、天井面の装飾もこれまた美しいのです。

どうしたらこういったイメージできるのでしょうかね。

まさに天才建築家、ガウディです。
そして、かつては「彼のイメージを完成させるには300年以上もかかるのではないか?」と言われた程、複雑で壮大な建築なのです。(また、一方ではこの建築を承認した教会もすごいと思いませんか?)

ところが、この建築を行うに際しガウディは設計図を残しておらず、大まかなデッサン図と建築をイメージで造った模型で示しただけで、それをもとに行われてきたそうです。(現在これらの模型や資料は本建物の地下にある博物館に展示されています)

つまり、設計は彼のイメージの中にすべてあり、この構想を弟子らに伝えるにあたり、紐や木や粘土などの自然の物を使って模型を作り示したそうです。

そして、現在もこれを基に建築が行なわれているというのですからまた驚きです。

この100年以上にもわたる大工事の建設費用も莫大なのですが、スペイン国の財政で行われているのではなく、実は皆さんからのお布施、いわゆる寄付のみで行われている(現在は参観料がほとんどだと思いますが)というのですから、これまたすごいですよね。

「そこまでよくお金が集まるな・・」と感心します。

現在は寄付金が非常に増えたこともあり(教会が世界遺産で有名になるとともに、工事が進んで建築物の偉大さが知れ渡り観光客が増えたのでしょうね)、近年になって工事は急ピッチで行われてきて、後10年で完成させたいという計画だそうです。

完成すれば塔が全部で18本そびえ立ち、内部ももっと装飾されることでしょう。

また、パイプオルガンはこの壮大な教会の中でどういった音を響かせるのでしょう。

完成したら行きたいと思いますが、その時私は何を感じるのか、今からワクワクします。

皆さんもバルセロナに行かれたときは是非とも見学してきてください。

20151121_113136
20151121_110142

南シナ海

2015.11.20

三週間ほど前の報道で、中国の南シナ海の西沙諸島の小島を自分の領土だと主張して、海洋プラットフォーム建設により2600mもの滑走路を作り、軍事拠点化を目指す動きに対し、アメリカは中国が主権を主張している島から12海里(約22キロ)以内の海域に海軍艦艇を航行させる作戦に乗り出しました。

アメリカの主張は「航行の自由の原則を守り、今後も航行活動を続ける」と述べ、実行したことは私にとっては気持ちよかったですね。

中国はこれに対して猛烈に抗議し、一時はアメリカとの緊張が起きましたが、その後どうなったかについては何も報道されなくなり、今はどうなっているのかがわかりません。

アジアの平和を守りアメリカの軍事力を維持するためにも、アメリカが当然行うべき行動をとったことを大変うれしく思います。

中国は満潮になれば海に沈むような岩礁を島として主張し、これをどんどんと大きくしていき滑走路も出来るような状態にまでしようとしているのですから、「何故ゆえにそこまで拡大する必要があるのか?」といったことで隣国が心配になるのは当然のことです。

こういった勝手な行為はアジアの治安を乱し、世界より非難を浴びることになるのを中国は百も承知のはずです。

中国が「これは軍事用目的ではない」というのを認め、その建設をだまって見ているうちに、結局は軍事基地に使用されたといったことでは後の祭りですからね。

ですから、たとえ中国が海洋プラットフォーム建設を継続するかぎりはアメリカにはこういった強い行動にどんどん出てもらい、中国の勝手な行動を阻止してもらいたいと思います。

一方では今年日本は集団的自衛権が可決しましたから、アメリカから「ちょっと日本も我々を支援しろよ!」などと要請された時、どういった対応に出るのかやや気になるところです。

また日本も沖ノ鳥島の岩礁埋め立て護岸工事を行い、ここは日本の領土だと主張していますから、同じような埋め立て工事を行っている中国の行動に対して発言がしにくいのかもしれませんね。

しかし、日本の場合は軍事力強化のためではないのは明らかなのですから中国と大きな差があります。

ともあれ、最近の中国の行動はやはり横暴だと思いますね。

世界の平和や協調といったことを忘れ「我が国あって世界あり」とでも言うような行動です。

中国国民がこういった行為を良いとしてないと思っていると私は思いたいです。

世界に尊敬される国になれるのは、昔からの格言にもあるように「実るほど頭をたれる稲穂かな」の行動が取れる国であると思うのです。

このページの先頭へ