ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

恥を知る

2016.12.02

まさにこの表題がぴったりする事件です。

朴槿恵(パク・クネ)大統領の政治スキャンダル事件が韓国全土を震撼させています。

この発端は10月24日でしたから丁度1カ月が経過したところです。

発端はご存知のように朴大統領が、公務に関わる機密資料を長年の友人といっている宗教関係者の女性、崔順実(チェ・スンシル)に漏洩させていたというものですが、その内容には、国家安全保障に関わる資料や大統領の演説原稿、スケジュールなども含まれており、国家最高の立場の人物、大統領が行なったということで、そこには何か怪しげな秘密があることはおおよそ見当がつきます。

そこにある新興宗教との40年にもおよぶ光と闇に包まれた密接な関係も出てきて、まさにスキャンダルです。

事件の発覚から時間が進むにつれてその内容も明らかになりだし、崔順実容疑者は「自分は一切関係してない事」と言っていたものの逮捕されました。

このTV放映は皆さんも見られたことでしょう。

逮捕時、彼女は顔を伏して泣きわめいていました。

私はこの報道を見ながら、もし自分が何も悪い事をやっていないのなら、泣く必要はなく「自分は潔白です。こうして逮捕されるのは遺憾ですが、その潔白さはやがてわかるでしょう。今後をご覧ください」と述べ正々堂々とした行動をとりますが、彼女のあわてふためいた行動を見ると明らかに自分は罪を犯したことを証明しているようです。

そして、経済界への圧力・崔容疑者の側近への権利提供はじめ、この女性の娘の名門大学への裏口入学・さらには少額でありますが税金を使ってのバイアグラの購入といった些細な事(でも国民が関心を持つ内容ですね)まで暴露されてきています。

この為、大統領の支持率は今や4%以下まで落ちて、やっと任期満了待たずに辞任する意向を表明しました。

日本側から見れば、韓国は最も近い隣国です。

互いに良い外交を行い、両国の経済成長と安全を維持していく立場にあります。

一刻も早く韓国政府が韓国の恥を世界にさらすような無様なスキャンダルを終わらせ、韓国社会が落ち着くことを願っています。

紅葉

2016.11.28

皆さんは既に紅葉を見に行かれたでしょうか?

関東ではそろそろ見頃となるでしょうかね?

いつ見ても紅葉は実にきれいです。

水に映る姿、真っ青な空とキレイなコントラストを写しだす紅葉、秋の象徴である柿木、そして金色に輝くイチョウの木。

こういった自然の美の中で少し寒さを肌に感じながら静かな時間をゆっくりと過ごすのはすごく素敵ですね。

ずっとこういった場所に居たくなりますが、きっと私には無理でしょう。

やはり、別の刺激がないとダメと思っていますから・・・。

でも、こうして眺めていると何を求めることもなく我々に美しさを届けてくれる自然の優しさと音のない時間の流れをしみじみと感じられることに、生きている素晴しさを感じます。
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自分を納得させる

2016.11.11

今週、アメリカ新大統領が決まりました。

投票日10日ほど前からは色々なことがありましたね。

このままの勢いでいけばヒラリー氏で決まりかな?と思っていた矢先に、FBIが彼女の私用メールの内容捜査を再度始めたことが報道され、ヒラリー氏の当選予想は一転して雲行き怪しくなりだしました。

先週末にはFBIより「何も不審な点はない」と発表され、沈みかけた船は再度浮上し航海を続けます。

そして、投票前の事前の調査では60%近くの有権者がヒラリー氏に入れるという状況の中で、11/8の選挙日を迎えました。

私は過去3回の公開討論会やトランプ氏の思いつたことをすぐ口走る軽率な発言を見ながら、「アメリカ国民はこのトランプ氏を、本気で世界の自由主義社会をリードする代表者としてふさわしいと思うような人は多くいないだろうから、まず彼の当選は無理だ」と100%思っていました。

思っていたというよりも、信じていたといったほうがいいでしょう。

でも、Yahoo.USAでいち早く開票速報を聞きながら、「あれ、これは自分の予想と違うぞ、トランプ氏が優勢ではないか!」と。

まだ3時7分でしたがヒラリー氏の獲得州の少なさにはビックリしました。

さらに激戦州の開票状況を見るにつれて、まだ開票率は低いものの、こんな状況ではトランプ氏が当選してしまうぞ・・・」といった気持ちが11時には60%、そして13時には85%程どんどんと高まりました。

確定数字を見つめながら「どうしてこれほどまでに、予想を大狂わせするような事態が起きたのだろうか?」と思うばかりです。

でも,投票は終わり開票が始まっているのですから、どうしようもありません。

最終結果を待つしかありません。

日本の株式市場、HKG・中国の株式市場はじめアジアの株式市場は軒並み大幅安です。

「ああ、誰もがトランプ氏が当選したら今後の経済にすごく不安をおぼえているのだな」と実感しましたね。

そして、結果は皆さんのご存知の通り、トランプ氏が圧勝。

圧勝ですよ。

今まで民衆党が有利であった州も奪い取り、更には激戦区でも勝利を収め、まさにヒラリー氏の惨敗となりました。

きっと、彼女もここまでの差が起きるとは夢にも思っていなかったことでしょう。

「絶対に勝てる、たとえ、それが僅差であるかも知しれないが・・」と思っていたと私は確信しています。

それだけに、この高年齢からしてもう二度と訪れることのない戦いに勝利できなかったことは、ヒラリー氏にとっては我々が想像出来ぬほど落胆と悲しみがあったことでしょう。

誰にでもあるように「何が悪かったのか?何が足りなかったのか?」多くの思いが起きたことでしょう。

でも、その原因・解決方法を見つけても、もはやそれを反映させるチャンスはありません。

反映させるとしたら次の世代の同志にそれを伝えることだけです。

そして失墜した自分を支えるには、自分に対し「この長き選挙戦2年間を、決して後悔をしない活動をとってきたかどうか?」と問うしかないでしょうね。

決して先ほど述べた「何が足りなかった、何が悪かった」といったことでは解決できるものではありません。

ではこういったとき、自分をどうやって納得させればいいのか・・・?

私は思ったように物事が進まない時、あるいは失敗した時に常に考えることがあります。

それは「世のため、人のために自分が正しいと信じた事を一生懸命にやってきたか、やっているか?」タダ、これだけです。

これ以上のことを考える必要はないと思っています。

苦しいときこそあれこれと悩むものですが、そういう時こそ「何にも左右されない自分だけの自分」をもっていることが、納得いく人生を送れる要諦ではないでしょうか?

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