ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

私達の声、大きい?

2017.05.12

病院での待合室での出来事でした。

ドアを開いて入ったとたん大きな声が聞こえます。

15畳ほどの待合室には、ポツリポツリと8人ほどの患者がまばらにイスに腰掛け、スマホを見たり、新聞や小説を読んだりして静かに待っていました。

その中に、歳は78歳ほどの2人の老婦人が奥のイスに座って世間話をしていました。

その話声の大きいこと大きいこと、私はビックリしました。

待合室のドアは全て閉まっていますから、音が反響するのでしょうかね?

まさに「うるさい!!」といった状態です。

でも、この老婦人たちは周りへ気遣うこともなくお構いなしに話し続けています。(他の患者さんは我慢しているようです)

すると、ある男性患者が診察室から呼ばれました。

イスから立ち上がり診察室に向かうときに、この老婦人たちに向かって、「うるさいんだよ。もっと静かしにしろよ!このバカやろうが!」と言い放って診察室に入って行きました。

老婦人たちは「何でバカやろうといわれるのでしょうかね。私たちの声、そんなにうるさい?」と互いに顔を見つめています。

皆さんはこの場面を想像してどう思いますか?

「この男性の言葉はひどくて許せない。老婦人たちがかわいそう・・」と思った方もおられるでしょう。

でも、私の考えはこうです。

まず、悪いのはこの老婦人たちだと思います。

それはその男性の怒りの原因を作ったのはこの老婦人たちですから。

今回の場所は病院の待合室ですし、人によっては気分が悪いとか、頭痛でめいっている方もおられるかもしれません。

患者の皆さんが静かに診察を待っているわけです。

老婦人たちも子供ではないのですから、話をするにしても周りにそのくらいの気配りをするのは常識だと思います。

そういった世間の常識を忘れた行為をしていることに対して、この男性は怒りが爆発して「バカやろう!!」といった言葉が出たのでしょう。

それほど、我慢が出来なかったのでしょう。

診察を待っていた患者全員がこの老婦人たちの声をうるさいと思っていたに違いありません。

それを、彼が激しい言葉で注意したに過ぎないと私は思っています。

ですから、この老婦たちはすぐに謝るべきで、そういった「バカやろう」という言葉を出させるほど、大きな迷惑をかけたことを反省すべきだと思います。

一方、どうしてあそこまで大きな声でこの老婦人たちが話していたかですが、話題が楽しかったから思わず声が大きくなったといったことではないと思います。(私はこの人たちから2mほど離れたところに座っていて、会話の内容が聞きたくなくても聞こえたのでわかるのですが・・・・)

きっと、高齢のせいで互いに難聴なのでしょう。

ですから、あのような大きな声になってしまうのではないかと思いました。

男性が診察を終えて出て行った後も、この老婦人たちは言葉数こそ少なくなりましたが、やはり大きな声が部屋にこだましていました。

「何で、バカやろうと言われなければならないのだろうね・・・」と。

そう考えると、こういった小さな高齢化トラブルが今後は増えてくるかも知れませんね。

富士八湖

2017.04.28

先週、海外からお客様が来られたので、どこか観光にお連れしようと思ったのですが、桜の見ごろは終わっていますし、どこにしようかと迷っていました。

また、天気も気になります。

そこでまず週末の天気予報を確認してみると良さそうなので、ハイキングが好きな方々だったこともあり、山に行くことにしました。

近場の箱根と思ったのですが車で移動すると混むと思い、中央道を使って富士五湖に行くことにし、その周辺の穴場観光地をネットで探していると「富士八湖」と言う文字が目に入ってきました。

今まで富士山の周りには五つの湖しかないと思っていたのですが、他にも湖があったのですね。

あまりにも富士五湖=(山中湖・河口湖・西湖・精進湖・本栖湖)が有名なので、残りの三湖(四尾連湖・明見湖・浮島沼)の存在は全く知りませんでした。

今回はその一つである山梨県勝沼の西の方にある「四尾連湖」に行くことにしました。

一週を1時間ほどで歩いて回れる小さな湖で、近くの山歩き(標高:1200mほど)も出来る場所です

また、都心より高速道路で140kmほどのところですから、休まずに行けば2.5時間ほどで到着できる、ドライブにもちょうどよい距離です。

そこで、お客様を朝6時半に迎えに行き、東京を出発しました。

土曜の朝ということもあり、下りの首都高速も全く混んでおらずスムーズに中央高速に入ることが出来ました

「この分なら思ったよりも早く着くぞ・・・」と思っていたら、急に渋滞です。

その後は時速10km以下のチンタラ走行です。

「どうしたのかな?」、15分、30分が過ぎても同じ状態です。

「これは何かあったな。事故だろうな?」と思っていたら、後ろの方からサイレンが聞こえてきました。

「この分だとさっき起きたばかりだな」と思っていたら、消防車が2台と大きなレッカー車、その後をパトカーが続いて走っていきます。

そこでラジオ交通情報を聞いて見るとトラックの火災事故です。

車同士の衝突による火災事故かどうかはわかりませんが、この事故のせいで渋滞が起きてしまったのです。

結局、現地に着くまでに予定の2倍以上の時間がかかり、せっかく朝早く家を出たのに、この渋滞で大切な時間が少なくなってしまいました。

こういった事故渋滞に、はまった時にいつも思うのですが、事故を起こした者は、最低でも30万円~50万円ほどの罰金をかけるべきだと思うのです。

仕事で急ぐ人、レジャーを楽しむ人、荷物を運ぶトッラクなど色々な人が高速道路を使用しています。

使用する理由は早く目的地に着きたいからです。

これを、他の人の不注意からの事故で遅れてしまうのですから、渋滞にはまったドライバーが怒るのは当然ですし、事故を起こした者はその責任を取るべきだと私は考えます。

どういった基準で罰金を課すかは高速道路公団に任すとして、その罰金は高速道路の維持や施設の補修などに充てることにしたらいかがでしょうか。

理由はどうであれ不注意な行為で、人の大事な時間を奪うといったことは大きな罪ですから、私は大きな罰金をかけるべき(もちろん運転免許の点数も大幅に減点させる)と思っています。

皆さんはどう考えますか?

話は戻り、12時にやっと到着した四尾連湖はキャンプ場もあり、バーべキューの準備もしてくれる施設もありました。

決して立派な所ではありませんが、駐車場もあり、適当な汗をかく3時間ほどの山歩きもできます。

また湖では、魚釣りやボートも漕げます。

今の時期はシーズンではないらしく、ほとんど人はおりませんでしたが、のんびりとした自然いっぱいのところでした。

都心から日帰り旅行として、家族や友達同士で気軽に行くにはよい場所だと思います。

時間があれば是非行ってみてください。

簡単な宿泊所も湖の周りにありますよ。
IMG_2938

トレーニングとマッサージ

2017.04.21

先週はバンコクでした。

バンコクは30度位で雨も少なくしのぎやすかったです。

通常4月であれば雨期に入り雨も多いのですが、今年は雨期が少し遅れているようです。

でも、遅くとも5月に入れば雨期も始まることでしょう。

さて、タイを訪れる方は誰もがタイの象徴とでも言える癒しのサービスである「タイマッサージ」を受けられるとことと思いますが、私も同じです。

タイマッサージは大好きです。

でも、痛い程もまれるのは嫌です。

受ける時はいつも「柔らかめにお願いします」と注文を付けるのですが、なかなか思うような強さで揉んでくださる方が少なく残念です。

彼女らはしっかり揉むことがいいサービスと勘違いしているのかな?と思う事もあります・・。

もしかしたら、日々揉んでいる大きな体の西洋人では強い力をかけて揉んでいるでしょうから、それと同じように私の体も考えているのかもしれません。

一方、タイに来ている時は仕事も終え、空いた時間はなるだけ運動するようにしています。

日本で甘えた体を整えようと、ジムに行って筋肉トレーニングをしたりジョギングしたりして90分程頑張ります。

でも、これが逆にタイの楽しみをさらってしまうのですよね。

急に運動をやり過ぎたことにより、情けないことに筋肉痛を起こしてしまうのです。

ジムには筋肉を鍛える、いろいろなマシンが整っていますし、そこには運動好きが頑張ってトレーニングをしていますから、自ずと自分も周りの者に負けないように頑張ってしまいます。

それがいけないのです。

この頑張りが次の日に筋肉痛をもたらします。

そうなると、マッサージに行って「柔らかめに揉んで!」と言ったとしても、実際揉まれると痛くて痛くて仕方がありません。

時には「自分は何のためにマッサージに来たのか?この痛さを味わうために来たのではなく、リラックスするために来たのに・・・」と嘆くことがあります。

しばらくこの痛さとの我慢比べと言った具合です。

傷みを感じながら「ああバカな事をやったものだ。あんなにジムで頑張るのではなかった。」といつも後悔しています。

そして次の日、朝起きて今日はジムに行くべきかどうかと迷います。

行けばマッサージで苦しくなるだけです。

一方、トレーニングを休めば、「今までの苦労がダメになるぞ。続けろ!」と、もう一人の自分が声をかけます。

そして結果的には、また筋肉をさすりながらジムに向かうのでした。

このページの先頭へ