ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

妊娠判定キットってどういう仕組みなの?

2005.12.28

安定した売り上げをおこなっているものの中で意外な商品として妊娠判定キットがあります。今回はこれでどうしてわかるのかについて説明します。 胎盤から分泌されるホルモンに絨毛性腺刺激ホルモン(HCG)というものがあります。これは妊娠後まもなく胎盤から分泌されるタンパク質の一つです。早ければ妊娠後一週間ほどで血清中に検出されます。妊娠判定キットはこれを尿中で検知することにより妊娠の有無を判断するものです。

以前ロシアに行ったとき多くの女性がこのようなキットを望んでいるといわれました。しかし、ロシアの一般の方にとってはこれはやはり高価なようで、簡単には買えないようです。

植物性という表現をうのみにしてはダメ!

2005.12.27

コラーゲンとは、動物の皮、骨、腱などに存在するタンパク質の一つです。ゼラチンもコラーゲンの一つです。ですからその用途は広く色々なものに使われています。皆さんのよく知っているサプリメントや化粧品以外にもそのねばねばした粘着性から接着剤にもつかわれています。

BSE問題が生じるまでは、主として牛から作られていましたが、最近は海洋性コラーゲンといって鯛・マグロなどから抽出されています。海洋性コラーゲン以外にも淡水魚から取られたものもありますから、コラーゲンは大きく分けて動物由来のものと魚由来からできているものがあると覚えておいてください。 大きいな違いはその熱を加えると溶ける(溶解温度)の差です。魚のほうが動物性の桃生よりも低いため体にはなじみやすいでしょう。ただし、サプリメントなどにおいては魚の方がやや匂いが気になる場合もあるので、ご購入の時はこれをチェックするのがいいでしょう。

そういった生物から作られるコラーゲンですが、最近は「植物(由来)コラーゲン」といった言葉を見たことがありませんか?これはサプリメントでは見られませんが、化粧品の宣伝の中で時々みられます。

これは、一般的に化粧品における「植物コラーゲン」と表現されている成分は「エクステンシン」という成分で、コラーゲン成分をほんの少し含む成分です。
そのエクステンシンとは、植物の細胞壁にある糖タンパク質で、そこに動物コラーゲンに含まれるヒドロキシプロリンというアミノ酸が少し含まれることにより植物コラーゲンと表現しているようです。どこまでそのヒドロキシプロリンが含まれているのかというと動物性と比べるとかなり差があります。ですから、私はやはりコラーゲンであれば動物由来のもの、できれば魚由来のものをお勧めしたいです。


他にも、プラセンタエキスなどにも「植物プラセンタエキス」などといった表現を見ますよね。
プラセンタ」とは妊娠時、母体と胎児を結び付ける「胎盤」のことですから、このような器官が植物にありえるはずがありません。では、一体これは何なのでしょうか?  

どうも、このような表現をしているのは大豆由良エキスや大豆発酵エキスを使用した商品に使われているようです。

その理由は大豆由来エキスにはイソフラボン成分が含まれています。このイソフラボンは女性ホルモンに似た働きをするため、プラセンタにもその女性ホルモン的な働きがあるとして、このような表現をしているようです。でも、これは全くのでたらめ。プラセンタには女性ホルモン的作用など全くありませんよ。

このように、販売者は植物性成分は動物性成分より「やさしい」・「安心できる」といったイメージ感が消費者にあることより色々な宣伝言葉を作り出し、皆さんに 商品をアピールしています。しかし、その中身を見るとこのように実にいい加減としか言いようがないように思います。

株価はさらに上昇するか?

2005.12.15

株価が12000円を超えて16000円を目指す勢いで上昇しています。今回、成田空港である55歳ほどのご婦人方が次のような話をしていました。

Aさん:「わたし最近、株に100万円投資したの。すると10日で7万円もうかちゃたの! あなたもやってみれば。落ちたら売らなければいいのだから。損しないわよ・・。」

Bさん「それはすごいわね。帰国したら私も早速やるわ。やり方教えてね・・・」

これを聞いて私は少し今回は株のことについてお話したく思います。何故このように株が上がっているのかをまず考えるべきです。株価は確かに企業の業績も反映しますが,そこには感情も大きく介入します。つまり株が上がるとなればそこに多くのお金がそこに集まります。そこで、さらに株は上がっていくわけです。つまり会社の業績と関係ない要素もかなりかかわっているのです。

今回株が上がっている一つの理由はなんと言ってもインターネットを使った個人投資家の増加です。「デイトレーダー」言われる人たちです。つまり今までは外国人投資家や証券会社やブローカーなどが主として取引をおこなっていた世界に個人投資家がどっと押し寄せ、株式市場を盛り上げているといった感じですね。安い手数料をもとに日に何回も取引をおこなっているわけですから。

しかし、これがいつまで続くかというとやはり日本経済をしっかり考えて行く必要があるでしょう。何故、日本の企業の業績が延びたのか? 本当に日本が世界に勝るような産業を持ち、経済が活性化しているのか? 私は違うと思います。

多くはリストラや中国での生産などによる費用削減といった業績UPであり、新たなものを創り出したといった事による要因は少ないと思います。電機業界もi-potの一人勝といったところ。液晶TVも価格競争を余儀なくされています。中国の経済成長もオリンピック景気といった感じです。

こんな状態で本当に16000円を越して株価が延び続けるとは考えにくいように思います。

株取引を行う方は経済の動きをマクロでよく見つめておいてくださいね。皆さんのお金が株に向くような政策や新たな経済産業が生まれてこなくては、上昇の継続はむずかしいのではないでしょうか?

やはり今回の動きはバブル的なのかな?と思う私です

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