ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

これからワインとチーズは安くなるか。

2017.08.18

ここ2、3年程、少しだけ価格の高いものを扱っているスーパーマーケットに行って気が付くことがあります。
(最近はこの傾向が一般のスーパーマーケットにも浸透してきているように思っていますが)

それは、ワインとチーズの品数が増えたということです。

ほぼ毎日、ワインとチーズを食べる私にとってはうれしい事です。

品数だけではなくて価格も安くなればもっとうれしいですが。

そう思っていたら、先月ニュースでEU産のチーズの輸入の関税に関して流れていたのを思い出し再確認すると、カマンベールやモッツァレラなどのソフトチーズについては「一定の枠を設けて15年かけて撤廃することでほぼ合意した」ということでした。

今のチーズの輸入税率29.8%ですから、ほぼ3分の1が税金です。

将来これがなくなるとなれば、チーズもかなり安くなったと感じられることでしょう。

また、ワインに関しての輸入税は15%もしくは1リットル当たり125円ですが、これは即時撤廃となりました。実際、「即時」と言ってもその効果が反映されるのは3ヶ月後以上かかるのでしょうか。

販売店のほうは在庫を処理しなければいけませんからね。

でも、私はワインについては少し見解が違います。

思ったより安く感じられないのではないかと思うのです。

というのは、私がフランスにいた若き時代は、ちょうどボジョレヌーボのイベント祭りが日本でも始まり出し、日本にワインをどんどん広めていこうといった風潮が起こり出した時期でした。

その時フランスでは、ボジョレヌーボは300円ほどで買える本当に手軽な家庭ワインでしたが、何故か日本では2500円から3000円で売られており、これには当時大変驚きました。

調べてみるとフランスから日本への運送料や輸入税金よりも、実は輸入元の代理店のコミッションチャージなどで値段が跳ね上がっていて、輸入税が高いわけではないことがわかりました。

ですから、今回の税金の撤廃が起きてもほとんど安くなったとは感じられないと思っています。

ワインの減税においては、あまり期待しない方がいいのかな・・・。

今後の北朝鮮の行動を考える

2017.08.14

今週の話題は何といっても北朝鮮問題です。

日頃、政治に関心のない方でも北朝鮮のアメリカへの挑発行為が日を追って過激化を増してきていることはご存知でしょう。

まさに北朝鮮は好き勝手な事をしまくっていると言っても過言ではありません。

これに対し各国は、ずっと北朝鮮に影響力を持つ中国へ、その行為を抑制するようにと依頼してきましたが、何の効果も表れていないのが実情です。

もちろん中国も、北朝鮮が忠告したことに対して全く無視していることについて困惑をしているとは思います。

また、中国は今後の北朝鮮の行為に危惧しながらも、北朝鮮がもし先に米国に向けてミサイルを発射すれば中立を保つとし、一方では北朝鮮の体制転換を狙って、米国が先制攻撃を仕掛けた場合は介入するとの立場を表明しています。

ここで中国が述べている「体制転換を狙って」という意味が「現在の独裁体制を変えるような事態となった時」と解釈するのであれば、中国は「アメリカに対して戦う」という事を意味しているに他ならない発言と言えるのではないでしょうか。 

この北朝鮮の暴走は金正恩の独裁体制によって起きていることであり、この体制が破壊されない限り、北朝鮮はアメリカを挑発し続けると共に、東アジアの政治的安定が訪れないことぐらいは中国は100も承知の事と思いますので、この発言はアメリカに「アジアの地域までお前らは出てくるな!ここは俺の管轄地域だ!」と言っているように感じます。

アメリカにしても、遠く離れたこの地域まで出て行ってお金のかかる戦いなどしたくはありませんし、アメリカ国民の多くは、何故この遠く離れたアジア地域をアメリカが犠牲になって守らなくてはいけないのだ。その地域の国々が自力で守るのが当然だろう。」と言った考えの人は、今のトランプ政権の基では多くいるように思います

だからこそ、こういった状況を考慮してアメリカは中国に北朝鮮を抑えてくれと要請しているのに、中国がどういった程度の交渉を北朝鮮としているかは不明ですが、少なくともその前向きな効果は表れていないのですから、アメリカはもはや中国の政治・経済力をあてにすることはできないと結論づけるのも当然と私は思っています。(中国はあくまでも話し合いで解決と言っていますが、その期限も定まらぬ回答は何の意味を持ちませんからね。)

ですから、私は今回の中国の発言は「中国は北朝鮮側支持」と表明したと見るべきと解釈しています

そこで、今後北朝鮮がどういった行動に出るかですが、私は自分なりに次のように考えています。

北朝鮮が弾道ミサイルを発射させることはまずないと思います。

もし、これをしてしまったら、北朝鮮は終わりと考えています。

また、アメリカも先制攻撃で北朝鮮に戦争を仕掛けることは100%ないでしょう。

そこで、アメリカは日本の駐屯基地や公海での軍事力を強化する一方、まず被害が及ぶ韓国・日本に対して自国をしっかり自主防衛するように!と強く要請してくるのではないでしょうか。

そして、もしこれらの国が脅かされた状態になった時には、アメリカは即座に出陣するといったスタンスを貫くと思います。

つまり、ここでのポイントとして日本には日米安全条約がありますからアメリカは日本を守ってくれると言った考えが基本であり、日本は第一線に立つアメリカをサポートする役目だとして主張しますから、アメリカがあまりにも自主防衛を強要してくるとなると、両国間に不和が発生する可能性があります。

北朝鮮は、こういった点における日本とアメリカの内部のひび割れをうまく利用した戦略を取ってくるのではないかと心配しています。

実は北朝鮮はアメリカにプレッシャーをかけるのではなく、我が国にかけてくる可能性もあり得るという事です。(私は北朝鮮はこの戦略しかないと思っているのですが)

是非、この点をも政治家の方に真剣に考えていただき、アメリカとの連携を固くして頂きたいと願っています。

カタツムリ料理

2017.08.04

今回のタイは、羽田よりJALの深夜便でやってきました。

時々この便を使っています。

理由はバンコクへ早朝着き、イミグレーションも混んでいないし、朝から仕事ができるためです。

しかし、今回はイミグレーションにはものすごい人が並んでおり、ここで70分も待つことになってしまいました。

こんな事は初めてでしたので「ホテル」に着きフロントに聞いてみると、「おそらく欧州人のバカンスシーズンのためじゃないかしら・・」との答えでした。

言われてみればそういった感じがするものの、やはりタイは人気国でありLCC便も増えているのかもしれませんね。

とにかく、早朝の到着でこういった状態ですからで、他の時間帯での到着であったならどうなのでしょうかね。

皆さんもタイに行く際にはこの点を気を付けてくださいね。

一方、こちらに来てから気温はずっと30度ほどで、たまに雨が短時間だけ降るだけなので、非常にしのぎやすいです。

今日は一日中雲が覆っていたので、日も強くなく外出しました。

外に出てみると、少し雨が降っていたらしくホテルの周りの歩道は濡れており、そこにカタツムリが何匹かはい出ていました。

「こんなところに、大きなカタツムリがいるのか?」と思うほどです。

考えて見れば、ホテルは郊外にありますし、これだけ周りに草木があればカタツムリにとっては絶好の場所でしょう。

もぞもぞと動くこのカタツムリをじっと見ながら「田舎に行けばもっとカタツムリはいるのだろうけど、今までにタイでカタツムリの料理(いや、エスカルゴ料理というべきなのか)など見たことがないな、タイの人はタガメやコオロギなどをフライにして食べるけど、カタツムリは食べないのかな?このカタツムリは食べられないのであれば、品種改良でもして食料に出来るようにすればいいのに・・・。 いや、そんな事をしなくてもタイは食が豊富だからいいのかな?」などとつまらぬ事を考えていました。

そして、ふと自分の若き時代を思い出しました。

27歳より北アフリカのアルジェリアに駐在していたのですが、独立前はフランス領であったこともあって、この国ではフレンチレストランも多くあり、そこでは美味しいカタツムリ料理を食べることができます。

また、市場に行けば時々生きたカタツムリが売っていることもあります。

私はフレンチのカタツムリ料理がとても好きなので、ある時、市場で見つけたので、たくさん買って料理をし、仲間と一緒にワインで楽しもうとしました。

しかし、生きているカタツムリの料理の仕方がわかりません。

仕方がないのでとりあえず塩を少し入れたなべで茹でてみたのですが、どうもムール貝の塩ゆでのようにはいきません。

そこで、ゆで上がったカタツムリの中身をカラから取りだして、これをフライパンでオリーブオイル、バターにニンニク・塩・唐辛子・コショウを加えて炒めてみました。

でも、カタツムリのネバネバが出てきて、どう見てもおいしそうでないのです。

そこで、一端カタツムリをフランパンから出し、これに小麦粉をまぶして再度フライにし、食べました。

今となってはその味はあまり覚えていないのですが、「とてもおいしかった!」といった記憶はありません。

せっかく大きなカタツムリを60個ほど買ってきたのに、「失敗、残念!」と思ったような気がします。(やはりカタツムリ料理は難しかった!!)

後からアフリカに長年いた先輩に尋ねましたら、生きたカタツムリはしばらくの間小麦粉を餌として与え、体内をキレイにした後に料理をするのだと言っていました。

でも、その後はどうやっておいしいフランス料理にすればいいのでしょうかね? 

今ならインターネットで調べられるかもしれませんが、当時は情報なしですし、さすがに
生きたカタツムリの料理方法は掲載されてないかもしれません。

でも、青春時代のよい思い出です。
IMG_3690

このページの先頭へ