最近は「メタボリックシンドリーム」や「アンティエイジング」といった言葉をあちこち目にしますよね。それほど社会は高年齢化に進み、とその方面への予防医学に社会が関心を持ってきているということなのでしょうね。
そこで今回はそのアンティエイジングについて見てみましょう。
アンティエイジングとは文字通り「老化防止」という意味ですが、その「老化」とは言ったどういうことなのでしょうか?これは単に「年を取る」といった時間現象ではなく生理学的に見ると「細胞が老化」すること、つまりは体が酸化していくことです。
ですから、「アンティエイジング」とはつまりは「酸化防止」ということになります。
では、その「酸化」、一体、体のどこで起きるのでしょうか?
体は細胞が集合して出来ているわけですから、その細胞の酸化をまずは防げば老化は防げることになります。
つまり、細胞組織の酸化を防ぐというためには、それぞれの細胞の隙間、細胞膜、そして細胞自身の中身といった3箇所の酸化を防ぐ必要があるということが必要になります。この3箇所という点が非常にポイントです。
このため、アンティエイジングのサプリメントをご購入なさる時はこの3箇所に作用する成分がしっかりと含有されている商品を買う必要があるわけなのですが、私が調べたところ、悲しいことですが世間にあるサプリメントの多くはこの3箇所を酸化から防止させるために抗酸化成分をバランスよく含有した製品は非常に少ないのです。(しっかり含有させれば商品が高価になり売れなくなるためなのでしょうか・・?)
たった1箇所の部分にしか効かない成分しか含有されていないにもかかわらず、まるでその商品はすべての部分の酸化を抑えているかのような商品として誇大な説明しています。あるいは、他の成分をお情け程度のほんの少し含有させることによって、すごく効くかのように表現しているのです。
こんな不明瞭の商品を出しているような会社が、時として新たに少しだけ成分を増やしたような新商品などを出してくるわけですよね。例えば、「○○成分をさらに10%含有した新製品誕生!」などと述べたりして。でも、基の成分が少ししか入っていなければ、これを基に増された含有量もごくわずかとなりますよね。ですから、この新商品でもって更なる効果のUPがはかれるとはまったく私には思えません。
つまり、こういった内容は商品のマンネリ化への防止策の手法であって、お客さんの期待にあった商品作りからはほど遠い商品とおもっています。でも現実派これです。本当に嘆かわしいことですね。
皆さん商品に対する目を養ってくださいね。
わからない事は何でも販売会社や製造者に尋ね、納得いく商品を購入していきましょう。
今や商品は自分らで調べにいく時代ということですね。