ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

貯金すると苦しくなる?

2007.05.04

バンコク空港に着き円をタイの貨幣(バーツ)に変えるたびに思います。またタイのバーツが弱くなってきていると。これは昨年度末から感じていることです。今まで1バーツ2.8円ほどで推移していたものが、今年になって3.5円ほどになってきているのです。ざっと25%のアップです。すごいアップ率ですよね。28万円のルイ・ヴィトンのバッグが35万円なったといったほうがいいでしょうか。

こういう為替の話をすると皆さんは「難しい話になってくる。」と思うかも知れませんけど、今後皆さんが自分のお金の使い方を有効に使っていくことを考えていく中でとても大事な事をご説明しますから、まずはこの後を読んでみてください。

今回のバーツの為替などは皆さんにとって海外旅行などをしない限りほとんど気にかけない話しですよね。当然のことと思います。でも、こういった金銭感覚は大切で、皆さんが日本で生活していくにおいてもとっても気にしておかなければいけないことがあるのです。

では、それは何でしょうか?

まず、説明する前に皆さんが望んでいることは何でしょうか?それは心配のない楽しい豊かな生活を送ることでしょう。そのためには、お金が貯めることでしょうね。少なくとも貯めたお金が減っていかないことでしょう。このために多くの皆さんは少しでもいい預金金利を探して預金しているのですよね。

こうした中、政府より「今年度の物価上昇率は○○%です。」などと発表されたりしますね。
でも、意外と皆さんはこの数字気にしていないのでありませんか?なんだか政府の出す数字は難しそうな気がしてあまり私には関係ないのでは?でも、これは重要な事なのです!

皆さんはお金を貯金するのはたんす預金しているよりも少しは利子がもらえるから行うのですよね。そこで100万円を定期預金の複利で10年間預けたときどうなるかを見てみましょう。すると100万円は10年後には117万2000円になります。
  
                             1年後   3年後   5年後  10年後
定期預金(金利1.6%)  101.60  104.88  108.26  117.20

では、そのとき「今の100万円の価値というのはどのように変化しているか?」というと、10年後では134万3900円になっているわけです。つまり134万3900円ないと今の100万円に相当しないと言うわけです。

                             1年後   3年後   5年後  10年後
物価上昇率(3%)     103.00  109.27  115.93  134.39

つまり、これでお分かりですよね。今のお金を単にじっーと銀行に預けていたとしても物価上昇率が3%ほど続けばどんどん目減りするだけと言うことなのでです。

ですから、皆さんが銀行金利を非常に気にかけるのはいいことなのですが、それ以上に皆さんの生活に大きな圧力をかけるのは税金ではなく「物価」という力であることを知っておいていただきたいのです。

このため、皆さんが今後お金を預けるにしても、運用するにしてもいつもこの物価の上昇のことを考えて行動と、「今の銀行金利ではなんら意味を持たない、むしろ自分の生活を苦しくさせていく、あるいは夢亡き事にしていくと考えるべきだ。」と私は提言したいと思います。ですから、政治ってとても大事なんです。

※ もう一度よく上記の表2つを見比べてみてください! 

現状をよく認識することが、夢ある人生を作ると私は思っています。

水祭り。

2007.04.27

タイの大きなお祭り「ソンクラン」

ソンクランとは水掛け祭りのことで4月13日から15日まで続くタイの伝統的なお正月のことです。

この時期バンコクに働きに来ている人は帰郷して田舎で祝い事をします。またスーパーでも色々なご馳走が売られています。まさに正月と同じですね。でも、正月のような飾り付けはあまり目につきません。

そして、街のあちこちに(ホテルやスーパー内にも)仏像がおかれ、その前には黄色い菊の花びらが入った水桶が置かれています。その前をとおる人々は仏像の前で手を合わせお祈りをし、その後そこにあるひしゃくで仏像に水をかけていきます。子供たちも楽しそうにかけています。やさしく手を合わせ祈っている姿は、見ていて心が清められるような気がします。「やはり私は日本人なんだなぁ??」と認識する一場面でもあります。

そういえば自分が今のワイフと結婚したいと思ったのも彼女が友人の家へ遊びに行った時、そこの赤ちゃんを彼女が抱いている姿を見て「なんてきれいなんだ!」と自然に思ったことが原因だったんです。
そこに女性の真の美しさを見たような気がしたのです。

一方、道端では子供たちが水鉄砲を持って走ってくる車めがけて水をピュッピュッと飛ばしています。それがうまくたくさん当たるたびに子供たちはおおはしゃぎ。あどけない笑い声におもわず私の顔もほころびます。

道端にホースを伸ばしてきて「これでどうだ。まいったか!」というように力いっぱいにお友達に水をかけている子もいます。お尻に当てたり、頭に当てたり、それは一生懸命です。しばらく見ているとホースを逆に相手に取られて追い回されている子も出だします。見ているととても愉快な光景です。

また、水鉄砲の水は単なる水ではなく白い粉を溶かした水です。そのため、タクシーをはじめ多くの車は白い泥を塗ったようになってしまいますが、怒る人はだれもいません。なぜなら、お祭りですからね。

こんな状態ですから、うっかり街を歩くと水をかけられビショビショになります。ホテルを出るときボーイに言われました。「街に行くならサンダルと短パンがいいよ。財布はビニールに包んでおいてね。」なるほどそのとおりです。子供たちは狙ってくるし、水をかけられても仕方がありませんからね。

なお、帰りに気が付いたのですが、ぬれたままでタクシーやトゥクトゥクなどに乗るとクーラーや風などで風邪を引きやすいので要注意ですよ。

ともあれぬれたくない人は、この時期には外に出ないことですね。

シミにはレーザーが万能というわけではありません。

2007.04.20

シミができると誰でも気になるものです。

「あら!こんなところにシミが。どんどん大きくなるのではないかしら?あるいは濃くなっていくのではないかしら・・・」と。

「そういえば、雑誌などで『レーザーでシミが消せる』とあったから、いざとなったらこれに頼ろう??と」といった方が多いかと思います。

でも、シミのすべてにおいてこのレーザー治療がよいわけではなのです。なぜかと言うと、シミにも種類があります。

(1)皮膚の構造が変化して異常増殖し表皮細胞にメラニンを溜め込むももの。
(2)炎症や刺激によってメラニンが増え、メラニンが広い範囲で作られる「肝班」といったもの。(たとえば、メガネがあたる部分が濃くなるようなシミ)

(1)としては「老人性色素班」という輪郭が丸くはっきりしたシミが皆さんにおなじみだと思います。また、メラニン色素をため込んで盛り上がり、表面がざらつき盛り上がったシミ「脂漏性角化症」などにはレーザー治療などが効果を発揮します。

しかし、(2)などのような場合は、レーザーでたとえ一度よくなったとしても、またその刺激で濃くなるといった可能性があります。

こういった時は、まずはヒドロキノン成分を中心とした美白成分の塗薬で様子を見るのがいいでしょう。
また、最近はこの成分を含んだコスメもたくさん出ていますが、シミより先に周りの皮膚が白くなったりして、かえってシミが目立つといったこともありますので、シミだけに効く美白コスメを使いたいものです。しかし、すぐに効くものではないのでないので気長にケアすることが大事ですね。

また、(1)の発生原因は一般に紫外線と活性酸素のイタズラですので、その予防としてはサンプロテクトと抗酸化コスメやサプリをお勧めしたいですね。

なお、余分な角質を取り除くことで角質層に溜まったメラニンを排出させることを考えると週2回ほどのスクラブも行うこともいいでしょう。

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