ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

ネットカフェ。

2007.09.07

先日、知人との待ち合わせ時間まで少し時間があったので喫茶店にでも入ろうと思っていましたら、ふと見上げると「ネットカフェ」の看板が目に入ってきた。

『そうだ、ここであればインターネットを使って仕事もできる。どうせ1時間ほどのことだし。』と店に入る。

朝11時というのに店は思ったより多くの若者がいる。さらに意外にも私服を着た中年の人がいる。

『この人達、なんでこの時間にネットカフェにいるの?』

新聞でネットカフェは非正社員と失業者の宿になっていると聞いていたけど、この人達のことかな?
 
ネットカフェではある程度の軽食は取れるし、温度も快適。さらには椅子はリクライニング、店内はほどよい明るさとなっている。

自分のブースは2.5畳ほどあり、自分の世界が確保されるようになっているので、彼らが居心地よいことは理解できなくもない。

店によってはシャワールームも付いていると聞いている。まあ、シャワールームが無ければ銭湯に行けば、このネットカフェで生活ができていけるのであろう。

こういった人が、200万以上といわれる失業者の中に何人ほどいるのであろうか?

そして、このネットカフェを宿にしている人は20代が一番多いとのことだが、2番目が50代とのこと。

『なぜ、しっかり働かないの?』といった疑問が起きるのは、私だけでないだろう。

その理由は自分の定住場所がないことが原因だという。このために就職できないとか。また住居を借りるための元金とがないと言ったこともあるらしい。

でも、こんな事は友人がいればその友人の住所を借りればいいだろうし、10万円ほどのお金はアルバイト雑誌で仕事を探せば簡単に見つかると思うのだが、そうでもないのだろうか?

私にはわからない世界がそこにはある。

ネットカフェが宿となる時代。「ネットカフェ」という名前だけはいいけど、その中身はかなり違う、まるでスラム化を感じさせられた1時間であった。

食品不祥事。

2007.08.31

最近、日本では食品の不祥事が続いています。

以前の雪印乳業事件を機に少しは収まると思っていたのですが、この問題の根は深そうです。その後も不二家問題がおき、小さな子供にもショックを与えましたね。そして今回は石屋製菓の『白い恋人』です。

このお菓子、とくに香港では大人気。香港の人が日本に行ったときは絶対に土産として買って帰る名物的なお菓子なのです。やはり暑い香港では雪の北海道に強い憧れがあるのでしょうか?

このお菓子の賞味期限の改ざんが行われていたことが発覚。メディアからの激しい追求を受けましたね。

そして社長はついに、「今後、他の商品においてもどのような問題が出てくるか解らなく、自分ではそれらを処理する事はもはや無理と感じた。」とのことで辞任表明。なんと情けない弁明でしょうか。全く会社のことが解ってないと言うか、逃げておしまいにしたいというか・・・。

この釈明は全く言い逃れではないですか。私としてはこの発言は、自分はすべてを知り、自ら指示していたことを発言していると理解しています。世間の誰もが自らの保身を考え、嘘を言っていると思ったことでしょうに。

さらに、賞味期限の改ざんにおいても「売り上げが伸びる時期に商品が欠品してしまうのでそれまでに量産しておく必要があった・・・」との釈明。これが通ると思っているのが理解できません。

シーズン中に商品の製造が間に合わないのであれば、「商品が欠品します」とはっきり述べればいい事ではないのでしょうか? 

つまりは自分はいっぱい売りたくて(儲けたくて)改ざんしたということではないですか?

「消費者に買えなくてがっかりさせたくなかった。」というのはつくろい言葉。なんとも情けない話です。

TIMING。

2007.08.24

タイミング。これって何事においても大事ですよね。

もしかしたら、人生の中で一番大切にしなければならないと思うことがあります。確かにタイミングとは英語で書けば「TIMING」。「時は金なり」というから当たり前のことかも知れませんが。

TIMINGとTIMEの違いは皆さんはどこにあると思いますか?

私はTIMINGは点としての概念、TIMEは線の概念でとらえています。そこで、良き人生とはこのTIMINGをうまくとらえ、それを続けていくことと思っています。

さて、このTMINGで最近思い浮かぶのはやはり政治の世界です。

前農林大臣、赤城さんですね。今回の自民党の参議院選惨敗も彼の影響が大きく思います。それは開票前まで農林大臣の立場に固守し、政治資金問題においても国民に全く説得力の無い弁明。「本当に、この人は大臣なの?言っていることもメチャクチャだなぁ」と思いました。

彼が農林大臣であり続ける事は自民党にとって何らのメリットはない訳ですから、不祥事が起きた際に潔く辞職しなかったのかと思います。まさにTIMINGを理解していなかったのでしょう。

さらに安部首相も辞職を促すのが遅すぎます。後から勧告しても全く意味がないです。国民の信頼は取り戻せません。むしろ国のトップとしての能力を疑われるだけではないでしょうか。

国民は安部首相を小泉首相の後任としてすごく期待していたのです。決断は早く、しがらみには負けない、民意をとらえた政治を行ってくれると期待していたのです。実際はそうでないことに気がついたわけですよね。これを安部首相は読み取らなくてはいけません。

今後の組閣人選においてもどのような人が選ばれるかは未定ですが、旧自民党政治のような派閥人事になれば国民はさらにがっかりするでしょう。

今、安部政権の支持率は20%台。これをよく認識してもらいたいと思います。

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