ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

風邪と抗生剤。

2007.11.30

タイを頻繁に行き来して気付くことがあります。

それは帰国の飛行機の中には必ずと言っていいほど風邪をひいている人がいること。

多分、暑い外を歩き回り、汗をたっぷりかいてホテルに戻られたのでしょう。ホテルでは冷房がしっかりきいているから風邪をひいたのでしょう。

ともあれ、温度変化に注意を払っていないのがほとんどの原因であることは間違いないように思います。

でも、旅行者の多くは日本を出る前にはタイでは食あたりあるいは食べ過ぎの心配ばかりを考え、風邪を引くなどとは思ってもいなかったのでしょう。このため旅行者のほとんどは風邪薬などは持参していませんよね・・・・。暑い国に行くのでからあたり前のことかも。

でも、このため鼻水やくしゃみをしながらの帰国となるわけです。

そこで今回はこの風邪とその薬の関係についてです。

風邪を引くと誰もが市販の薬よりも医者に行き抗生剤をもらったほうが早く治るからいいと思っている人が多いのではないでしょうか。そこで知っておいてもらいたいことが抗生剤への正しい知識です。

抗生剤とは細菌を殺す薬のこと。風邪はウイルス菌であり細菌ではありません。だから、直接的に風邪には効かないということ。

「エッ!!」と、びっくりするのでは・・・。

でも、これは本当です。

風邪の症状からでる鼻水や熱は体の中で白血球などがウィルスと戦い表面に出てくる症状です。ですから風邪を治すには体にしっかり栄養を与えるとともに体を疲れさせないこと。

つまり、栄養ある食事と十分な睡眠が基本となります。

では、なぜ病院では抗生剤を出されるのでしょうか?

それは風邪ウイルスを殺すのが目的でなく、風邪をこじらせることによって弱くなった粘膜(気管支など)に細菌が増えて体に害を与えると困るからです。事前の予防策でしかありません。

あるいは、風邪とおもった症状が細菌によるものである場合のことを考え、念のため抗生剤を処方しているわけです。

後日、細菌が体内に広まってからでは治すのに時間がかかりますからね。

でも、皆さんもご存知のように抗生剤は体内のよい菌までどんどん殺してしまいます。取り過ぎは絶対によくありません。服用しなければいけない場合でも必要最小限の摂取で終わらせることを忘れないでください。

最後に、もう一度、抗生剤は風邪には効かないですからね。

タイのホテル。

2007.11.23

私は、タイを行き来する度に自分の泊まるホテルは決めています。
b88003bb皆さんが旅行などで4日ほどホテルに泊まる時は何を重視していますか?
色々な決め手があるでしょうね。

(1)買い物に便利な場所。
(2)せっかくのチャンスなので豪華なホテルに。
(3)予算が少ないので安いところがいいわ。
(4)日本語が通じるところ。
(5)高層ホテルで眺めのよいところ。

私の場合は何といっても環境です。

私の環境という意味はゆったりとしていること。落ち着いたホテルであるということです。

場所は街中に行くのにTAXIで30分以内のところであればOK。街中である必要はありません。

それよりも、ロビーなどに人がたくさんいるようなところでなく、空間を十分に持っているのんびりムードのただようホテルです。

空間となると部屋の広さも大事な要素ですが、とかく部屋は寝るだけのビジネス出張が多いので広さは気にはしません。むしろコモンエリア(共有箇所)が重要です。

タイでは大きなホテルであれば、それなりのレストラン・エステサロン・売店・ビジネスセンター等、いろいろなコモンエリアがあります。

その中でも私が重要視するのはプールエリア。

大きなプールがありその周辺をベンチが取り囲み、ヤシの木や熱帯植物がたくさん植えられ、リゾートにいるような雰囲気を作り上げているようなプールエリアなのです。

これは面積を多く使用するため、大きなホテルでないと作ることはできません。ですからこういったホテルは街中では多少無理があります。やはり郊外立地となってしまいます。

朝はレストランでなく、コンビニでパンや飲み物を買ってきて、朝の日差しでキラキラ光るプールの水面を見ながらの朝食は最高です。

レストランであればどこの国にいっても同じような感じのインターナショナルブッフェの朝食時間となりますが、タイのホテルであればこうした自然に溶け込んだ朝の時間がおくれます。

これが朝から心を癒し、一日の活力を与えてくれます。

また夜になればプールの底からライトが浮かび出て幻想的な雰囲気を作りあげます。これを見ながらのプールサイドでビールをゴックン。これもまた格別・・・。

そういったホテルの多いタイが私は大好きです。

皆さんにも、このようなホテルに泊まっていただければと思います。

偽作。

2007.11.16

日曜日の13時。皆さんは、この時間は何をしているかな?

私はあるテレビ番組を楽しみにしています。それは「開運!なんでも鑑定団(再放送)」。

自慢のお宝の鑑定をする人気番組です。

いざ専門家から鑑定結果を聞いて「なんてこった!」の嘆きもあれば、「へぇ、こんなにするものだったの!?」という驚愕と様々。

先日、海外出張に行った際、知人が「加藤さんは骨董品が好きでしたよね。私も若いときから骨董品を集めています。その内のひとつを日本に持ち帰り鑑定していただけますか?」と依頼されました。

「高価な品をお預かりするのはいやなのですが・・・」とお断りをしたのですが。

「気にしないでください。私が購入したときはそれほど高いものではなかったから。ただ、今の日本でははかなり高いと思いますよ。ぜひ、今回持ち帰って日本の相場を知りたいのですが・・・」と何度もせがまれますので、しぶしぶ引き受け帰国しました。

帰国後、その道で一流の骨董販売をなさっている社長に鑑定していただいたところ。

「これは、大変よく作られていますが、残念ながら偽作ですよ。」と言われました。がっかり・・・。

さすが専門家ですね。その道の信用力で生きているだけのことはあります。手にとって数分ですぐわかるのですから。逆に言えば私たちの目が利かないということですね。

しかし、このようなこと、皆さんも体験ありませんか。自分が本物と思っていたものが偽物であったということ。

ブランド品に関しては偽物とわかってコピー品を買うということも多々ありますが、時々逆のこともあります。こうなったときはがっかりでしょうね。

お店で本物と言われて買ったけど実は偽物。では、なぜこういうことが起きるのでしょうか?

答えは簡単。販売者自身が偽物と本物の区別が100%できないからです。彼らは自分らが本物と思うものを本物として売っているだけであって、製造メーカーの保障をもらっているわけではないと言うことです。

実際、本物と言われて買った人たちの中で何人の方がそれが本物か否かのチェックをしているのかはわかりませんが、メーカーにまで真偽をチェックしてもらうことはしないでしょうから。

ただ、骨董品の場合は持って歩くといったような周りに見せるものではありませんからブランド品とはわけが違います。やはり自分の目利きがなかった、だまされたと言った思いが起こるようです。

でも、私の場合は違います。

それは私が物を買うときはそれが「きれいだから」「好きだから」といった点が最も重要だからです。

ですから、それが本物であろうが偽物であろうが関係ありません。もし本物であれば「ああ運がよかった!」という感じで物集めを行っています。

美に経済的価値を求めるというよりも心の満足を求めるといった感じでしょうか。

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