今週、自分の生命保険料を支払ってきました。
この保険料を支払っているにもかかわらず自分にそのお金は戻って来ません。
一般的には家族に支払われます。
まあ、これは残された家族への責任とも言えるでしょうし、葬式代くらいは人に迷惑をかけないようにするための一つの礼儀であるとも言えるのでしょう。
そういった中、最近は年金の話が出なくなりました!
昨年は、あんなに国会を騒がした年金問題でしたのに、いまや、その話題はほとんど出てきません。
これ、一体どうしたの!?といった感じがします。
抜本的な解決策作は与野党ともに出ていないのですから、この年金問題を単に先延ばしにし、『世間が騒がなくなるまで、そっとしておけばいいや・・・』といった感じですよね。
少し、この年金問題について考えてみましょう。
日本の人口構成はすでに逆三角形になっています。
若者が自然増加する、あるいは子供が増えてくるといった兆候は全くないですね。
自分で納めた年金が将来戻ってくるといった還元式であれば納得もいきますが、現実は自分達の納付金は今の老人に渡されているわけですから、若者が可哀想です。
若者としては納得がいかなく、年金を納めなくなるのも当然ですよね。
ましてや若者が支払える額にも限度があるのですから、おのずと解決方法は絞られてきます。
つまり、この年金問題の解決は人口構成から考えてみなければいけないと思います。
(1)若者を増やす
(2)給付金を減らす
(3)給付対象者を減らす
その中で将来性を考えていくとやはり「(1)若い人を増やす」になるのではないでしょうか?
そのためには海外より若者を呼び込む「魅力ある国作り」「住みやすい社会作り」が必須と思います。
また、短期的に考える必要もあり、やはりこれには国の年金運用能力を高めることだと思っています。
この年金の運用を国に任せ、ほとんど運用利益を出せていなかったことが大きな問題を生んだともいえるのではないでしょうか?