ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

しっかりと手を洗いましょう。

2008.11.28

デパートでは、エスカレーターの手すりにタオルを当ててきれいにしながらお客様に挨拶をしているレディーを見ることがありますよね。

多くの方が来店するデパートでは、お客様には必ず手すりにつかまっていただくように促しています。

ただ、皆さんが障る手すりは、ばい菌の住かでもあるのです。

ですから、いつもきれいにしておかなければならないと言うことで、こまめにタオルを当てて掃除しているわけです。

あと、電車内のつり革やポールも多くの人がつかむために、ばい菌の住かになってしまいます。

皆さん、当たり前のことですが外出から帰ったらしっかりと手を洗うようにしましょう。

これから寒くなります。

くれぐれも体調管理のための予防策として、しっかりと手を洗いましょうね。

地下鉄の出来事 in Soul

2008.11.21

今回は、ソウルの地下鉄で経験した出来事です。

私が座っていると、2歳ほどの子供を連れた女性が乗車してきました。

次の駅で私の座っている席が空いたので、女性は子供をしっかりと抱っこして座りました。

そして、膝の上で子供にあれやこれやと話しかけながらあやしていました。

その横では携帯電話で大きな声を出して電話している女性がいます。

でも、車内の客は全く気にしていない雰囲気です。

『韓国では車内の電話をすることは気にしないんだ。』などと思っていたら、

今度は、さらに大きな女性の声が。

その時、私は本を読んでいたのですが、あまりに大きな声がするので本から目を離し、

その女性の方に目を向けてみると・・・

その女性は電話をかけているのではなく、小さな物を皆に見せながらそれを車内販売しているのです!!

どのような品物かは解らなかったのですが、その女性のトランクには商品パネルが立てかけてありました。

『角質削り用の美容ヤスリ』

この商品を車内で大きな声で説明しているのです。

5分ほどして注文がないことを確認し、今度は同じ車両の後方でまた同じことを始めていました。

『一生懸命という姿勢は評価するけど、すこし場所を考えてもらいたいな。ちょっと自分勝手すぎるように思うのだけど。うるさいのが嫌な人もいるのだし、新聞や本を読む人、寝ている人もいるのだから迷惑に思っているはずだよ。』

と、一人思いながら・・・

私は再び本を読み出しました。

すると今度は、私の左側に座っていた子供を膝に乗せていた女性が、私を挟んで右側の女性に大きな声で話し出したのです。

それに答えて、私の右側の女性も大きな声で話し出すではありませんか。

『そこまで大きな声をださなくてもいいだろう。こんなに近いのだから。。。私は本を読んでいるのだよ。これでは本が読めないよ。』

そう思っていたら、今度はこの右側の女性が、子供の手を触りたいのか?私の読んでいる本の上を横切るように手を伸ばしてくるのです。

私に見えるのは、小さな本の文字でもなく、女性の腕!!

これには、びっくりしました。

子供が嫌がると腕を引っ込めるのですが、何度も腕を伸ばしてくるのです。

もうダメだと、席を立とうと思ったら。

今度は、子供を膝に乗せていた女性が向かいの席に座っている見知らぬ女性と大きな声で話し始めるのです。

おそらく、向かいの女性が子供に目くばせしたり、微笑んだりして、子供と遊んでいたからなのでしょう。

『かわいいお子さんですね。』と声をかけられたのか?子供を膝に乗せていた女性は嬉しそうに応えてました。

それはいいけど、そんなに大きな声を出さなくてもいいでしょう。

しばらく、その会話も続いていました。

いやいや参りました。。。

日本でも若者の失礼な態度がよく見かけますが、韓国での女性の色々なパワーには圧倒された出来事でした。

人間の偉大さ。

2008.11.14

11月4日に米大統領選挙が行われました。

世界は民主党のバラク・オバマ上院議員か共和党のジョン・マケイン上院議員かに注目。

結果は、オバマ上院議員が大差で勝利した。

キング牧師の暗殺から40年。

ついにアフリカ系アメリカ人が大統領になった。

私はこの結果をTVで観ていた

殆どのTVではオバマ上院議員の勝利が確定した時の勝利宣言と、マケイン上院議員の敗北宣言を放送していた。

オバマ上院議員の演説では「共和党も民主党も関係なく、アメリカという国のためにこう言いたい。私に投票しなかった皆さん、あなたがたの声に私は耳を傾けます。そしてあなたがたの助けが必要です。私は、これからあなたがたの大統領にもなるんですから・・・」。

「チェンジ」と「一体」をうたうオバマ上院議員。

会場からは割れんばかりの拍手。

でも、私は勝者よりもマケイン上院議員の言葉にひかれた。

彼が敗北宣言を述べる。

「今、オバマ氏に電話をかけ『おめでとう』と、言ったところです。」と話し始めると会場からはブーイング。

彼は、すぐさま両手を広げそれを制した。

会場は静まり返った。

そして、静かに話を続けた。

「私は、アメリカという国を愛している。そして、私は選挙に負け、オバマ上院議員が大統領に選ばれた。共和党と民主党という関係があろうとも、両党が協力して合衆国を良い国にしていかなければならない。だから私はオバマ議員に『おめでとう』と言ったのです。」

すると、この短いメッセージの後に会場からは拍手がわきおこる。

なんと素晴らしいこと。なんと素晴らしい支持者たち。

支持者であるから対抗相手に自分のボスが賞賛を述べることは許せないといった気持ちは当然のこと。

たとえ負けたといえども、すぐに自分の気持ちは入れ替えることはできない。

それも、ボスを強く支持すればするほど。

だから、ブーイングが出るのも当然。

でも、今回はマケイン上院議員が手でブーイングを制したら、会場は一斉にシーンと。

「皆、マケイン上院議員の話を聞こうではないか!」といった支持者からの一体感がTVを通じて感じられた。

一方、オバマ候補対クリントン候補の民主党代表候補者選の際。

クリントン候補が敗北宣言した時にはクリントン候補及びその支持者からはそういった清清しい感じを受けなかった。

むしろ「こんな若者に負けた。」といった悔しみが感じられた。

今回のマケイン上院議員の広げた手には、

「皆、聞いてくれ。もっと大事な事があるのだ。君たち応援者の気持ちは十分わかっているよ。でも、今ここでアメリカ人が一つになる必要があるんだ!」

と、まさに1秒でそれを皆に伝えた。

まるでキリストが世界に呼びかけるように。

広げた掌からは何かエネルギーが出ているような強い衝撃を受けた。

さすが、共和党の代表候補、高齢だが大物と感じた一瞬である。

さて、日本にはこういう政治家がいるのだろうか?

このページの先頭へ