ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

子供の教育こそ、日本を良くする王道。

2009.01.09

今年の正月はどこにも行かず東京(自宅)におりました。

この時期、さすがに東京の道もガラガラでまさに車で動くなら最高の時期です。でも、私は車には乗らず、天気も良かったこともあって港区のあちこちをプラプラと歩きまわりました。すると感じたことがありました。

『東京はどこを歩いてもきれいだな〜』

ゴミも落ちていませんし、アスファルトの上に土埃もなく、水で洗ったようにきれいな表面。前日に雨が降ったわけではないのですから、やはり普段からきれいなのでしょう。また、公園に行けば花壇にはきれいに花が植えられ、私たちに「春がくるのを楽しみにしていてね。」と歌っているようです。ですから歩いているととても気持ちがいいです。

しかし、こういったきれいな街を維持するには私たちが想像する以上に多くの人の手がかかっているのでしょう。

そこで、私はふと思ったのです。

今は政治に対し国民の関心が薄れています。

「政治家は何をやっているの?何もやってくれていないじゃない。単なる陣地争いをやっているだけじゃない。政治家はいつも自分のことを考えてばかり、まったく国民のことは考えてない!」等々、いろいろな批判的な意見が多くあると思います。決してプラスの意見を聞くことはありません。

しかし、そこで考えなくてはいけません。

確かにそういった日本であることは事実ですが、政治が混沌としている国あるいは発展途上国と比べると街は段違いにきれいです。そしてとても清潔です。これはやはり・・・

(1)国がしっかり街を維持していること
(2)国民が規律正しいこと
(3)教育が行き届いていること
(4)一般生活が苦しくないこと

が大きな原因と思います。

ですから、こういったことを私たちは日頃から感じておかなければいけないですし、知っておくことは日本を良くして行くためにとても大事なことです。

そのためにはどうすれば良いか。

それはずばり、「肌で知るボランティア活動」だと思ったのです。

それも子供たちにそれを教えることが大切であると。

具体的には、義務教育の授業の一つとして公共活動をどんどん受けるのです。

少なくとも週に2時間ぐらいは欲しいですね。街に出てゴミを片付け、花壇の手入れ、公園の掃除、通路の掃除などはどうでしょうか?

公園に行けば浮浪者に会い、何故この人達は働かないのだろう。どうやって生活しているのだろうといった社会への問題意識も高まることでしょう。

これらを通じて、子供たちは国が行うべきこと、現在行っている状況を知るでしょう。

こうやって一生懸命に街をきれいにしているのにもかかわらず、ゴミ箱にゴミを捨てず、あちこちに捨てる様な人が何故いるのだろう?といった疑問も出てくるでしょう。

町がきれいになると幸せな気分になると思っているのに・・・と言ったような、公共を大事にする意識、つまり街を自分の家と同じように大切にするような考えも芽生えてくるのではないでしょうか?

自分の家にチューリップの花をたくさん飾るより、駅から自宅に帰る道、学校に通う道にチューリップが咲いているほうがもっと嬉しいといった子供たちが育ってくれば、きっと日本の20年後は大きく変わると思います。

「子供の教育こそ、日本を良くする王道」と私は信じています。

このためにも今の大人がもっとしっかりしなくては・・・。

2009年 年初挨拶。

2009.01.02

新年、明けましておめでとうございます。
今年も皆様にとって良き年になることをお祈り申しあげます。

今年も昨年と同様に私の新年は座禅から始まりました。別に自分が座禅に凝っているわけではなく、自宅の向かいが禅寺なのです。12月31日深夜、家を出て禅寺に向かいます。すでに禅寺には除夜の鐘をつくために多くの参拝者が列を作っています。私も寺より出された暖かいお茶をいただきながら、その列の最後尾に並びます。鐘をついたあとは、今年のお守りを頂き、おいしい甘酒がふるまわられます。その甘酒がのどを通って温かみが体全体に伝わっていくのを感じながら・・・

湯気は寒さにより一層白く見え、墨汁をこぼしたような黒い空に消えていきます。その後、私は寺で座禅をさせていただきます。「よーし、今年も私欲をなくし一生懸命生きなくては。どうせ短い一回だけの人生。この人生、楽しめれることは早めにやらなければ。いつ死ぬかわからないのですから」と毎回思うのです。

このように毎年変わらぬ想いで始まる私ですが、私にとって大事な会社はどういう年にしたいかと言いますと「ブランド確立への挑戦の年」にしたいと思っています。そのために新たに4商品を市場に出したいと思っています。まずは昨年より開発してきた2商品です。これらは1月から2月に販売が始まります。この商品は昨年よりお客様のご要望をしっかり受け止めて開発したのですが、なかなか皆様の要望も高く、開発には非常に苦労しました。

当然の事ながら皆様は「買いやすい価格」と「しっかりした効果」を要望されるわけですから、それらを満たした商品をつくろうとはするものの、こちらを立てればあちらが立たずといった感じで、数十回に渡る試作を経て完成したものです。でも、私としては、ほぼ100%と言っていいほど良い商品が出来上がったと思っております。今後はこれらがどこまで皆様に受け入れられるか楽しみです。私としては日本一のすばらしい商品と信じていますが、信じるだけでではなく実際に皆様に喜ばれる商品として日本一になるように目指したいと思っています。

また、残り2商品においても1商品はすでにコンセプトは固まっていますので、開発は早々に始める予定です。最後の一つは前述した3商品の市場にしっかり根付くのを見ながら、開発を検討して行こうと思います。逆に言えば、先陣の3商品を皆さんにしっかりご理解いただく前に4商品目が出てしまって、前の3商品の市場へのアピールが中途半端に終わってしまうことは避けたいと思っています。

こういった具合で、現在市場が冷えていることから多くの企業が行動を控えがちになっていますが、ピュア・メディアカルは違います。(でも、控えがちになる理由も十分に理解できます。) どの時代においても人には変わらない望みがあります。私たちはこれをしっかりと見つめ、それにあった商品を開発し提供できる力があることを信じています。それを社会に早く提供しなければいけない責任を感じているからこそ、企業にエネルギーがあるのだと思っております。

こうしたことからも、自分・社員の素晴らしい力を信じ、どんどんチャレンジしていくつもりです。

皆様、今年も昨年同様、どうか温かいご支援のほど宜しくお願い申し上げます。

2008年の終わりに。

2008.12.26

今年も後1週間を残すのみ。クリスマスはバンコクで向かえ26日に帰国しました。

今年の後半はどの国にとっても不景気の話しばかり。そのため高いものは売れないようで、安物を取り扱う店には人が多く入っていたり、70%値引きなどと言ったとても考えられないような超安売りを強調している店に人が足を止めているように感じました。ここまで大きく値引いているとその商品の価格は一体何なの?と思ってしますよね。

一方、オイルは110ドルから今や30ドル後半へ落ちたと言うのに、航空券は高値からさほど落ちていません。これはなぜ?あれほど早く運賃を上げていったに、落とすのはゆっくりしているといった企業の経営姿勢に誰が支持をすると思っているのでしょうか?消費者はすぐ安くなってくれることを望んでいるのですから、それがすぐにできないのか?を、しっかりと航空会社は消費者に知らせるべきだと思います。

こうした真実を聞くことにより、日本経済のゆがみが浮き彫りにされてくると思うのです。そして国民もこれを知ることにより政治・社会への意識の高まりも出てくると思うのですが。

今年は、先が不透明のままに日本経済は終わろうとしています。学生の就職問題、解雇者の増大、少なかったボーナス、株価の低迷、資産の下落等、本当に何をとっても楽しい話が一つもありません。

でも、長い目で見れば日本経済は低迷し続けたことはありません。昔よりも必ずよくなっています。ですから後は私たちの心理だけです。国に頼る生き方をするのか?それとも自分で人生を切り開くのか?単にそれだけと思っています。

例えば、これだけ金利が低いなら、どんどん借りて自分がしたいことをやってみればいいのではないかと思います。企業も体力があるならば失敗するのも早いほうがいいです。今であればお金を借りても、返済金利としてほとんど負担にはならないでしょう。しっかりとマーケットを見据え、そこに今まで誰も考えつかなかった、皆が便利になったり喜んだり幸せになったりするようなアイディアを持って行えば必ず成功するのですから。そこには不況という言葉はあてはまりません。

不況というのはあくまでも今までのようなことをしていたら不況の波に飲まれるだけであって、その不況をものともしない行動が今必要と思うのです。

「人間は考える葦である。」パスカルの言った言葉こそ、まさにこの不況時代にふさわしい言葉です。皆さん、この不況をしっかり受け止め、そこからすごい可能性を見いだそうではありませんか。そして世界を幸せにしてあげようではありませんか。

可能性は1つでもあれば可能。不可能はすべてが×のこと。つまり100%が駄目になったときに出すべき言葉。100のうち100が駄目になったら不可能。でも1つ、いや0.1でもできると言うのであれば可能といっていいのです。だから人生って面白いですよね。可能を探すまさにゲームだと私は思っています。逆にいえば不可能ということを言うのは非常にむずかしいといえるでしょう。

我々はとかく厳しい時や難しい問題を抱えると、消極的な考えを持ちがちになりますが、「何もできやしないわ、してもしょうがないし、するだけ無駄よ」などと立派なことが言えるほど利口ではないのですから、そんなこと言うのはやめましょう。まして、脳の3%も使わずに思考していると言われているのですから。

こういったまさに頭を使う絶好の時代にはせめて脳の6%(3%の2倍)は働かさなくてはもったいないと私は思うのです。これにより新たな希望や夢、幸せが生まれると思うのです。まさに「今はそれを生み出しなさい、真の生き方を見つけなさい。」と神が世の人に言っているような気がします。

では、今年のブログはこれで終わりとなりますが、毎回お読みいただきありがとうございました。また来年も頑張って行きますので、どうぞ宜しくお願いいたします。

皆様も、良いお年をお迎えください。

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