ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

笑顔。

2009.01.30

今週は、朝青龍の優勝が世間に明るさを呼びこみました。

私は、それほど相撲に興味があるわけではないのですが、今回は朝青龍の優勝の行方にとても関心がありました。

相撲幕開けまでの報道では「今場所で朝青龍は引退か?」といった引退説まで流れましたし、多くの専門家はそれを否定しませんでしたからね。以前、マスコミに叩かれましたし、彼自身も精神的にどん底に落ち込んでいました。

こういった非難の中での練習不足、今場所はまさに勝負でしたね。

1月25日。白鵬との優勝戦での気合の入れ方はすごかったですね。これぞ相撲取りといった姿。しこをしっかり踏み、汗をぬぐい、相手をじっとにらみつけ、わしづかみしした塩を大きく振りまく姿はまさに戦場にでる戦士。気合十分でしたね。

そして勝負あり!

白鵬を負かした時の喜びの顔は本当に嬉しそうでしたね。「やんちゃ坊主がしてやったり!」といったような満面の笑顔でした。その後の優勝パレード、祝賀会すべて笑顔、笑顔・・・。

インタビューで応える朝青龍「みなさん朝青龍はまた戻ってきましたよ」この言葉深いですよね。彼自身もこの時までは今までの自分で経験したことのない弱い朝青龍を感じていたのでしょう。横綱が強いことは当然で、さらに精神的に強靭であり、相撲が皆から愛されるようにリードしていく任務を担っていかねばならぬのに、それが十分にできていないことに不快なさをひどく感じていたのでしょう。

しかし、それを克服した朝青龍は素晴らしかったなあ・・・。

自分に勝ったものだけが味わえる本当の喜びの笑顔を見せてもらった今場所でした。

水泳が教える人生。

2009.01.23

最近は健康ブームでどこでもジムが大盛況。

特に大きなプールのあるスポーツジムは人気のようですね。

さらに、スチーム及び乾燥サウナ、大きなお風呂、しっかりした化粧室があるともっと人気が高いようです。でも、通っている方の理由No1は何と言っても体力の維持とダイエット(きれいなプロポーション作り)であることは変わりないのですが・・・

私もご多聞に漏れず、ジム通いを頑張っています。

でも、普段は仕事の帰りに行くことになり、そのためには自宅よりシャツやシューズを入れたスポーツバッグを持って出かけなくてはいけないことになります。荷物をもって歩くのが好きでない私にとってはこれは嫌なことです。

そこで普段はマシンでのエクササイズは行わず、もっぱら水泳に徹しております。

これであればスウィミングパンツ・ゴーグル・キャップだけでよく、通勤カバンにも充分入りますからね。

プールに着くとそこに来ている人の殆どは60歳前後の方々。

私のところではその内で女性が70%は占めていると思います。20歳代の方は10%もいないことが多いです。これはスポーツセンターの場所や若い方々は仕事や付き合いのために普段は来るのが難しいためでしょう。

そして、来ている方々はとても熱心ですし、水泳のレッスンを受けている方もすごく泳ぎが上手く、そこまで泳げるのならレッスンを受ける必要がないと思うほどです。この方々はもっときれいな泳ぎのフォームや速い泳ぎを求めているのでしょう。

でも、泳ぎを私のようにダイエット対策としてやるのであれば余り泳ぎがうまくならな方がいいのではないのかな?と思っています。

上手くなると無駄な体力は使わないため、ほとんど疲れることなく泳ぎ続けられますからエネルギーの消費が少ないと思っているからです。

これであればダイエット効果は少なくなるのではないのかな?と思う私です。

むしろ、下手なほうが無駄に体力を使いますし、本来の目的を達せれるように思うのです。

また、水泳においては速く泳ぐことが出来るといったことよりも、むしろ長く泳ぎ続けられるというか、溺れずに長い間、水に居れるといったことの方が実際は人生においてもっと役に立つことでしょう。

人生や会社経営においても早く進んでも途中で力尽きたらおしまいですからね。

成人の日。

2009.01.16

1月12日は成人の日でしたね。

美しい振袖着物を着た若い人が街を歩くのを見て、やはり「日本の着物はすてきだなあ〜」と思っていた私でした。

私が20歳の時を思い起すとなるともう30年も前のこととなりますが、当時の私には20歳のイメージは次のようなものでした。

「女性はおしゃれになりだし、本格的にお化粧を始める。」
「男は遠慮なく酒を飲むことができる。」

と言った。たわいもないイメージで、日本国民として大事な選挙権を持つなどいった意識は殆どありませんでした。

でも、「20歳になったら親には頼らず生きていかなくてはいけない。」という意識はすごく強くありましたね。

ですから、この時より自立が始まりました。

自宅から大学に通っていた時は家に食事代や住居費を払いませんでしたが、アパート生活になってからはすべて自分のお金で生活を始めました。学費、生活費、旅行費、免許などすべて自分でアルバイトしたお金での生活でした。

でも、とても楽しかったです。

自分で何もかもすることで大人の仲間入りができるというのが僕の正直な気持ちでした。

その当時、流行っていた歌が「『いちご白書』をもう一度」や「神田川」といったフォークソングです。今でも、この歌を聴くと自分の学生時代が走馬灯のように思い出されます。

最近の若者は、どのように20歳をとらえているのかな?と思うと。

女性においては中学生後半からすでにお化粧を始めていますし、高校生においては大人の人と間違えるぐらいバッチリお化粧できる人も多くいますよね。そして多くのブランド品も持っています。すごいですよね。昔はこういう人はいませんでした。

一方、男性においては、ファッションなのかも知れないですけど、破れたズボンを穿いて歩いている人がいたり、バサバサに乱れたヘアースタイルをしていたりする姿をみると、がっかり。。。自分の「20歳の男」のイメージとはかなりかけ離れているのが現状です。これも時代が変わったのでしょう。

ただ、日本は本当にこれでいいのかなのかと感じます。

昔で言えば20歳は元服。武家に生まれていれば、今までのような子供のような髪型などから服装は一転して変わり武士の仲間入り。今後は国を守る一員として扱われ、お殿様からも頼りとされるような立派な侍となる!といった入り口ですよね。子供時代の甘えを捨て、己を磨くといった内への強い精神力と体力をもつことを誓い、自分にもそれを植え付ける入り口といった歳。こういったけじめが昔の男にはありましたよね。

今はこういったこともなく、日本は平和で戦争もないから兵隊に徴兵されることもないので毎日のんびりと生活しています。本当に幸せな国です。

でも、私としては若い人たちにこの20歳と言う歳を「時間軸」で考えるのではなく、人生における「責任意識」という軸で、ぜひ考えてもらいたいと思います。

20歳からは自己への責任だけでなく社会への責任が発生してくることを強く認識すると共に、世界に恥じない強い精神力と体力をつけてもらいたいと願っています。

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