一昨日、健康博覧会に行って来ました。
毎年この時期に行われるのですが、今回は少し来場者が少ないように感じました。
また出展会社も少ないようでした。
出展会社が少ないのは不況の折、こういった事に多くの経費をかけられないと言った経費削減なのでしょう。
一方、来場者数が少ないのも地方から来られる方が少ないためかもしれません。
確かに一日見ただけで帰っては交通費がもったいないでしょうから宿泊しますよね。
そうすると宿泊費もかかるので、これも経費削減からきている現象なのでしょう。
でも、見学する私にとっては来場者が少ない方が、落ち着いて出展者の方とも話も出来ますし見回りやすいので嬉しいのですが・・・。
今回の健康博覧会では、私にとっては魅力的なものはほとんどありませんでした。
昨年はプラセンタの会社や中国・韓国の会社が目立ちましたが、今回はほとんどなし。
目立ったものといえばコラーゲンのドリンク商品をアピールしている会社が多くあったこと位でしょうか。
でもコラーゲンを○○mg入れているといった量の競争だけで、これだけでは、さほど差別化がはかれるようなものではないように思いました。
そしてちょっと色々な成分を入れた品になれば1本が500円。これは驚きの価格!
「こんなに高くて売れないのではないか?」と、私が心配するほどです。
「コラーゲンを単に多く入れただけで何故そこまで高くなるの?」と、いった感じです。
もっと安くできるはずなのに、これでは暴利をむさぼっているだけではないですか。
他には、大豆商品、機能水(酸素水や窒素水)にんにく。
そしてメタボを考えた低いカロリー商品などが出ていましたが、これといって他にも注目をあびている商品はなかった様な感じでした。
なんだか寂しいですね。
これも、いくら差別化のある、あるいは効果のある成分をアピールしたところで、これを商品にして販売する側からみると、薬事法との関係で効果効能がうたえないわけですから、差別化商品が出せないのです。
差別化商品とは新しいものなのですから、皆さんにその特徴を知ってもらう必要がありますが(特にその効果)それが言えないという法律の中では、誰も新しい成分を開発しようなどと思いませんよね。
本当に役人は何を考えているのでしょうかね
現実を直視してもらいたいものです。
結局、私は会場をぐるぐると回りカタログをたくさんもらってきました。
でも、本当に興味あるものはほとんどなく、カタログでももらってあげないと出展者の方々も張り合いが出ないと思った理由からで何とも寂しさが残る一日でした。