ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

種と散歩

2009.04.03

先週の土曜日、ドトールでサンドイッチを食べていると、年は63歳から66歳位の男女が入ってきて私の隣の席に座った。

彼らはコーヒーを飲みながら楽しそうに話を始めました。

その日は天気も良かった事もあり話題は桜の花見の話。

どこそこの場所の桜は綺麗だとか、いつごろ満開になりますかね?といった話であったが、その話の中で男性が次のような話を始めました。

「私は毎日いつ桜が咲くかなと日頃の散歩道を歩きながらそのつぼみをみているんです。それに、実はいつも散歩の際は花の種と小さなスコップを持って歩いているんです。そして適当なところが見つかると、そこに持っている種を植えてくるんです。それがいつ咲くかと楽しみにしながら散歩をしているんですよ。」と微笑みながら2人の女性に話されていました。

私は、なんだかその男性の日頃の散歩姿が想像出来、植えた種からキレイな花が咲いた姿を見ては喜ぶと共に、会社に向かうサラリーマンや通学の子供達が「あれ、こんなところにきれいな花が咲いている!」と気持ちがさわやかになるような気がしてとてもうれしくなりました。

こういったこの男性の些細な行為が、他人の気持ちも幸福にするってとてもすばらしい事ですね。

自分の家に花を植えなくても、この花を見てみんなが喜んでくれれば満足といったような気持ちを持てる人ってすばらしいですね。

勝ち組の法則

2009.03.27

本屋に行くと不況のためであろうか、沢山の不況対策と企業成長のためのビジネス書が並んでいます。

立派な方々が色々なデーターや話し、インタビュー、経験を通して書かれたのでしょうから、それなりに読めば得る事は多いのだと思っています。

でも、私はほとんどこのての本を読みません。

何故かというと勝ち組の法則はそんなに難しいものではないと思うのです。

枝のことを述べれば色々なテクニックや考え方があると思います。だからこそ、これだけの本が出版されているのでしょう。

しかし、幹を見ればそれはたった3点の要素だと自分では思っています。

つまりこれを行なわなければ成功はありえないといっても良い3点なのです。

その3点とは非常に簡単な事なのです。

1 自分のやりたいことを見つける
2 どうやれば実現出来るかを考える
3 決まったらひたすらそれに淡々と突き進む

たった、これだけです。

 
この3点さえはずさず行なえれば、勝者となりえるのです。

これを実現するために学力がいるとか、人脈がいるとか、お金がいるとかといった条件を人は述べたがります。

そのなものは要りません。

はじめから全てを持った人などいるはずがないのですから。

日本が排出した立派な経営者は皆、自分でこれを創っていたのです。

多分彼らも全てがはじめから持っている状態であったら勝者となってはいなかったでしょう。

そしてこの3つの基本は、何といっても自分で自分が好きだということと思います。

苦しくても、つらくても、それを第3者として冷静に眺める自分を持っており、そして自分自身を応援する強い意志が必要であるということしかないと思っています。

ですから、あれやこれやと成功のためのノウハウ本など読む必要はないと私は思っているのです。

この不況の中、解雇される方も多いですが、もしそういう状態に直面したら、神から自分に与えられた新たな世界へ出るチャンスとして考え、この3点をしっかり行えば貴方は勝者となること間違いないと私は信じています。

ありのまま指先をまっすぐ前に向けて、体の体重を前にかけ、貴方が倒れないようにする気持ちを持ち続け、足を上下に動かせば必ず前に進むのです。

倒れないようにするという気持ちを持ち続けることがもっとも大事なのです。

大きな会社に入ってどうなるの?

2009.03.19

ほぼ大学の入試も終わり、あの受験地獄から逃れると喜んでいる者もいれば、また一年勉強かぁ、いやだな・・・。と嘆いているものもいるだろう。

まあ、人生は戦いであるからこれは仕方がないとあきらめるしかありません。

ただこうした○×試験で育ってきた若者たちが今後どうやって育っていくのでしょうか? 

良い学校に入って一流の会社に入るように頑張るよう親から言われ、それをしっかりと守って頑張ってきた子供たち。

実際にその道を歩んできた世間一般に偏差値が高いと言われる人達は、実際に会社に入って気がつくのでしょう。

一流の会社に入ったけど、本当に一流の仕事をしているのか?と。

自分が抱いていたような仕事がすぐ出来ることは、大きな会社になればなるほどなくなるのですから。

本当に自分がしたいことが出来るのは入社して20年や30年後。

でもこの時期には自分の行く末が見えてきだすことも確か。

課長で終わるのか、部長で終わるのか?役員になれるのか・・・。

しかし、実際役員になれる人が少ない中、自分はもうこの役職で終わりと社会で自分の行く末が見えてしまうのです。

こんな人生がおもしろいのでしょうか?

あれほど勉強しても結論はこういった経過をたどるのが一般的でしょう。

今の偏差値教育に従ってきたからこの様なむなしい人生が作られてしまうのではないかと私は思っています。

窮屈な教育に我慢して従ってきたのに、こんな結果であって本当に満足がいくのでしょうか?

つまり今の教育は間違っていると私は思うのです。

やはり教育はその人の個性や持っている能力を高めたり、導き出して上げたりすることに力を注ぐべきなのです。

強い犬がいくらいても駄目なのです。群れを成していても出来ることに限界があります。

やはりそこに狼といった一つちがった強いものがいなくては、新たな事は生まれないと私は思っています。

だからこそ、親は学校に教育を任せるのではなく、もっと子供にどうやって人生を歩んでいきたいのかを、しっかりと考えさせる教育(しつけ)をしっかりしなければならないと思うのです

別に良い学校というところに行く必要はまったくありません。

勝てる人間。

人に支えられることなく両足で立てる人間にならなくてはいけないのです。

このページの先頭へ