ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

ペットの死

2009.05.15

私の趣味はダイビング。

ダイビングをするというよりもあの自然いっぱいの海の中の美しさを見るのが好きといった方が適切かも知れません。

そういうわけで陸にいる時は海水魚を飼っていますが、昨日かわいがっていたシマキンチャクフグが死んでしまいました。

大きさは4cmほどの小さなフグで口先のとんがったひし形の体をしています。

体は白く茶色のたてのストライブがはいり、少し黒い斑点があります。

眼をクルクルとさせながら泳ぎ回るとても愛嬌のある顔が可愛い魚です。

皆さんも飼われるときっと好きになること間違いなしと思っています。

まさに、この魚の泳ぎを見ていると一日の疲れが癒されるといった感じです。

その魚が死んでしまったのでがっかりです。

久々に寂しさを感じました。

今までに手に乗せることもなく、触れることもなく、また声も聞くこともなかっただけに、なんだかとても寂しさを感じました。

魚だと何の前兆もなく弱ってくるので困りますね。

魚でこんなに寂しいのですから、犬や猫など日々ふれあいを持って一緒に過ごしてきたペットがなくなった時のショックはとても大きいものなのだろうとしみじみ感じました。

そのフグ、実は1週間ほど前まではとても元気でしたが、ここ数日は自分の縄張り意識の強い「クマノミ」という魚に追いかけられていました。

今まではさほどクマノミに追いかけられることはなかったのですが、ここ数日間はクマノミがしつこいほどフグちゃんを追いかけまわしていました。

追いかけるというよりも追い突付きまわすといったほど激しいものでした。

見ているとまさにいじめ。
フグちゃんはそれがとても怖かったのでしょう。

クマノミが近くを泳ぐと体を固めて泳ぐのをやめ、オッポをクニュッと曲げるのです。

まさにおびえているのがわかります。

でも、同じ水槽ですから魚の世界においては仕方がないとあきらめていたのですが、とうとう死んでしまいました。

これはいじめのストレスなのか?でも食欲はあったのですが。

クマノミがあそこまでしつこく追いかけたのは、もしかしたらフグちゃんに死の匂いがしていたのかもしれません。

だから近寄ってもらいたくなかったのかも知れません。

聞けるものならその理由を聞きたいものです。

魚も死の予感を感じるのかも知れません。

と、いうのも今まで死にかけた魚の生前の行動を見ていると、岩の陰や水槽の隅にじっとして動かなくなる傾向があります。

決して水槽の真ん中や光の良く当たっている所には出ません。

魚も自分死を感じたときの死に場所がわかっているのでしょうか。

フグちゃんは夜、帰宅すると岩の隙間に体を押し込めて死んでいました。

薄暗い隙間に入りたかったのでしょう。

「本当に今まで気持ちを安らげてくれてありがとう。」

一点集中主義

2009.05.08

本屋に行くと毎回驚くことがあります。

それは新作本の多いこと。

私は本を書くことのできる文才能力のある人をすごく尊敬しているだけに、世の中にはここまで才能にたけている方々がこれほどまでにおられることに感心するばかりです。

小説コーナーに行けば読みたくなるようなタイトルの本がずらり。

またビジネス書コーナーを見れば、もっと勉強しなければと喚起されるような本ばかりと欲しい本がたくさん並べられています。

高名な方々とお会いすることがむずかしい中、1500円前後でその方の考えや話を聞くことが出来るのですから、本というものは非常に安いものですよね。

食事1500円のコースではたいした食事もできませんが、本の場合は何回も読み返せるのですから生きている間になるべく本を読まなければと思います。

暇を見つけこれと言った目的もなく本屋に行き、「何かいい本はないかなあ〜」などと当てもなく本屋をのぞくと、いつも4冊ほど買う羽目になるのは私の特徴です。

行けばあれもこれも欲しくなってしまうのです。

特に私の場合は勉強不足のため経済に係わるビジネス書を選びがちの傾向がありますが、本の内容はすべて違います。

逆に目的をしっかりもって行くときは、その分野における情報の収集といった事でなければ、多くの本を買うことはほとんどありません。

こういった時は1冊しか買わないことが多いです。

その理由は、あれやこれやとたくさん買って読んでも身につかないからです。

とかく、たくさん本を読むと知識が沢山ついたといった感じを持つように思うのですが、私は案外と違うように感じてます。

上辺だけをさらっと読んでいるだけで、案外と理解をしていないものです。

ただ、単にわかったような気になっているだけです。

ですから、私はたくさんの本を読むよりも1冊の本をじっくり読むほうを選んでおります。

読み終わればもう一度読み返すといった具合です。

こうしてある分野の知識の核を自分なりに習得し、その後他の本を買ってみるという具合です。

この方法は学生の時からやっています。

ですから回りの学生に比べて参考書の数も極端に少ないほうだったと思います。

受験問題集などを買っても1冊か2冊。

それらを5度も6度も繰り返してやるといった具合です。

受験のころには問題まで覚えてしまているほどです。

でも、これが非常に効果があったようにように思います。

どの問題集も立派な先生が編集し出版しているのですから、差ほど違いがなく似たようなもんでしょうから、買うだけもったいないとも思っていましたし、当時、貴重な小遣いも使いたくなかったです

ともあれ、あれやこれやと手につけるのでなく、ある一つに絞って集中することはビジネス、学問、恋人獲得においてもある面から見ると、同様にとても重要なことのように思っています。

日比谷公園

2009.05.01

先週の日曜日は久々にいい天気でした。

心地よいそよ風が吹き、まさに外に出なくてはもったいないといった日でした。

そこで私も8時半には朝食を終えていたので、夕方までは自由な事もあり早速外出。

ドライブで私が大好きな場所である三浦半島の葉山に行き、のんびりと海でも眺めようかと思ったのですが、これほどまでに天気がよいのだから、もっと違う行動としてサイクリングをすることにし、小さなリュックサックに本を入れていざ街中へ。

「さて、どこに行こうかな?」キレイな公園の木陰のベンチにすわって、そよ風を浴びながら読書なんかもいいなあ。

そしてプラプラとキレイな花を見ながら公園を歩き、昼になったらお弁当でも買ってきて食べるのもいいかな。」などと思い、まずは皇居の周りにある公園に行くことにしました。

そこで東京都心の公園といえば、「日比谷公園」。

家を出てあちこちと寄り道しながら着きました。

ついてまず行ったのが、イベントのチェック。
ここには野外音楽堂を含め音楽堂が3つあるのです。

ですから、「何かイベントがあればいいのになあ」と期待しながら掲示板を見ますと、2箇所で本日は無料コンサートが行われることになっていました。「オー、ラッキー・・・」

それまで、まだ時間があるから 自転車を置いて公園でも散歩するか・・・・。

日比谷公園には大きな池が2つあり、コイがゆったりと泳ぎまわり、水面から出た岩には多くの亀が甲羅干しをしていました。「こんな都会にこれほどまでに亀がいたのか?、それともこれは置物なのか?」と思うほど多くビックリです。

公園にはキレイな花が咲き、噴水からの水しぶきがさらにその美しさを引き立てています。

公園の隅にあるテニスコートでは老若男女、元気に声を出し合ってラケットを振っています。

まさに皆、元気はつらつです。

小道の日差しを柔らかくしているのはもみじの小枝たち。
青々とした葉がとてもきれいです。

「まさに、こぼれ日の美しさとはこういうものなのかな」といった感じです。

中世ヨーロッパの田舎の町に出てくるような雰囲気がそこにはあります。

そうこうしながら少し散歩してはベンチに座って読書、また散歩といったことをしているうちに野外コンサート開始の時間となりました。

若いミュージシャンがアコスティックギターと共に歌います。

目を閉じてその歌詞を聴いているとなんだか、うれしくなってきます。

こうやって自分の好きな音楽にエネルギーを燃やせるってステキだなあ〜。
と、感じてくるのです。

このライブに何人の人が聞きにきてくれるかはわかりません。

1人かも2人かも10人かも、あるいは100人かも。

でも彼らは客数に関係なく演奏します。

「今日は聞く人が少ないけどさびしくないかい? がっかりしてないかい?」と問いかけたくなってしまいます。

無論、彼らは聞いてくれる人が多ければうれしい事でしょうが、何百人も集まるとは初めから思っていないのでさほど気にならないのかもしれません。

彼らは一生懸命演奏します。そして歌います

「僕たちに人数は関係ないんだよ。一人でも聞いてくれる人があれば歌うんだよ。」

「自分たちと一緒に音楽を楽しんでもらいたいだけなのさ。」

「この時間を僕たちの音楽を通して共有したいだけなのさ。」

と、でもいうようにマイクをしっかりと握って歌うヴォーカル。

そして、それを支えるベースギターとアコスティックギター。

この日はこのグループに始まり、もう一人のシンガーソングライターのライブを聞き、その後、女性の4人のコーラスのライブを聞き、まさに音楽三昧の一日でした。

「都心でもこおしてお金をかけなくても十分に自然を味わい、一日たっぷり楽しめる所はあるんだなあ。」とつくづく感じました。

そして、キレイな景色を見ながらもくもくと写生なさっている人もおられます。

芝生では子供と戯れていたり、お弁当を食べたりしている人もいます。

そこにはまさに色々な形で休日を楽しんでいる人たちが集まっています。

こんなに素晴らしい場所が皇居の脇にあるとは案外気がつかないものですね。

是非一度、皆さまも休日の日比谷公園を訪れてみて下さい。

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