ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

学習塾の過熱化について(in 韓国)

2009.10.09

日ごろから教育に関心のある私です。

それも特に小学生までの教育に関してです。

日本の教育を見ていると、とにかく偏差値主義・あるいはブランド思考。

このため夕方になると子供達がランドセルに替わり、ナップザックや塾の名前のはいったカバンを背おい塾へと急いでる姿をよく目にしますよね。

これは特に東京に限ったことではなく、日本全国どこでもそういった光景を目にします。

でも、これを見て多くの人は私のように思っていることと思います。

「ああ、かわいそうに。そこまで勉強しなくてもいいのではないかしら・・。でも、仕方がないわね。皆がそうなんだから。」と。

実は世界を見ると日本以上に教育熱の高いところがお隣の韓国。

韓国はまさに学歴社会。

会社に入ればどこどこの大学の出身ということだけで、仕事がスムーズにいくとさえ言われています。

そして名門大学を出てさえいれば、一様、社会人生活は保障されているようです。

ですから、親は子供の意思など関係なく、「いい学校に行入れればいい生活ができるのだから」と勉強を強いるようです。

強いらなければ子供達の人生がきびしいものになってしまうからなのでしょうが、それがあまりにも加熱しすぎているとして、とうとう韓国政府が塾への規制を打ち出したことを、バンコクのテレビで知りました。

実際、韓国では土日もなく多くの子供たちは勉強に追いまくられているようです。

帰宅後はすぐ塾へ。

ここまでは日本と同じですが、それも平均夜10時ごろまで勉強してくるようです。

そしてその後は寝るかと思えば今度は家で勉強。

12時位までするようです。

高校生となると朝の2時までが普通とか。

更に塾によっては仮眠室まで用意して、朝の4時ごろまで勉強できるようにしているとのことです。

そして子供を家まで送り届けるようです。

また、塾によっては生徒が、塾に残って夜遅くまで勉強した際に、もしわからないことがあった場合にはすぐに先生に聞けるようにと講師まで塾で寝泊りしているところもあるということです。

実にすごい加熱振りですよね。

さらに、日本と同じように公立学校の勉強レベルでは有名校に入るのが難しいということで、私立校へ子供を通わそうとする親も多いそうです。

ですから、公立学校に通っている子供たちはこの学校の教育では私立校に負けてしまうということで余計、親は塾に通わし必死になっているです。

そこで、韓国政府はこの加熱状態を重視し「学校教育というものがあるにもかかわらずこの塾の氾濫は一体何だ。学校は何をしているのだ!」ということで、塾の規制に乗り出したということです。

しかし、社会の考え方が変わらない限りはこの規制にも沢山の抜け道を探しだし、教育への加熱は収まらないと私は考えています。

「真の子供の姿とはどういう姿なのか?」「勉強は何のためにするの?」等々考えれば、その教育加熱がどれほど行き過ぎているかわかると思うのですが・・・・。

そして真の教育の姿が見えて来ると思うのですが・・・・・。

私は、いくら親が「勉強しなさい!」といっても聞きもせず、家に帰ってせめて宿題を終えたら、「○○ちゃんと遊ぶ約束したから行ってくる〜」とバタバタと駆け足で飛び出していく子供が好きですね。

親のことを素直に聞くことだけがいい子ではないし、親も「勉強せよ!」あるいは名門校に入れるということだけがその子の人生にとって役に立つことではないことは社会に出て十分に知っているのですから、世間の考えに流されずに「強く生きる」をテーマに子供たちの人生を築きあげるといった考えをもってもらいたいと思います。

もっともっと子供の人生を大事にしてもらいたいと思います。

社員への感謝の言葉

2009.10.02

今週のブログは10月1日に私が社員に送った言葉を抜粋させていただきます。

2009年10月1日

社員全員へ

結論から言って本当に皆よく頑張ってくれたね。

ありがとう。

とてもうれしいよ。

9月は中間決算の大事な月。

月末まであと1週間。

こうしたらどうだろう。

ああしたらどうだろう。

いやそれではだめだ。

困ったな・・・。

その繰り返しばかり。

そうしてできた行動をすぐに実行。

そして、その結果を見て更に次回の内容を変更。

こうして考えた結果。

本当に良かったね。

皆が真剣に考えてくれたことがなんといっても僕にはうれしいね。

考えればできるんだ!! 

これが大事なんだよね。

この喜びが大事なんだよね。

心配するなら考えればいいんだよ。

これが楽しい生き方をする秘訣かな。

人間は考える葦である。By パスカル

何事にも真剣になったら考え抜くこと。

考えて考えて考えて、更にもっと考えて。 

それでももっと考えて・・・。

これが大事なんだよね。

そして決めたら目をそらさずにつき進むんだよ。

勢いよく。

これを忘れないでね。

いつまでも・・・。

わかったね。

これで終わったわけではないよ。

まだまだ、たくさんやらなければいけないことがあるからね。

その内容を今後生かすためにもがんばれよ。

そして、皆が一団となって頑張ろう。
 
われわれは人生のデザイナーなのだから。

幸せを造るデザイナーなのだから。

今回は皆、本当にありがとう。

駐在生活

2009.09.25

先日タイの駐在員の奥様たちとお話をしていましたら、皆さんのタイでの生活がわかってきました。

押し並べていえば皆さん非常に満足しています。

満足していない点をいうならば、わがままなことなのですが「暇がありすぎる」といったところでしょう。

日本では小さな社宅やアパートに住み、都内に住むなどといったことは夢の話。

更に外出用のための運転手つきの車まで用意されているといった会社まであり、一般的に考えやりすぎと言わざるを得ないような待遇を受けています。

まさに、これは女王様です。

子供が学校にでかけてしまえば自分はフリー、何もすることはありません。

家事はメードがやってくれます。

ですから、お稽古事へ。

タイ語やタイ料理、フルーツカービングなどが人気のようです。

お昼にはお友達とランチをしながらおしゃべり。

その後はエステで体を磨き、夕方になって家にもどり夕食は自分で作る。

休日は日焼け止めをしっかり塗ってのゴルフ。

まず、日本にいればとても考えられらないような自由な生活を送っています。
エステやSPAに行くといっても、自分で探したりするのではなく、友達が通っているから、あるいは値引きが大きいからといった、宣伝をよくしているから行くといったように本当にそのサービスが他と比べて優れているのか否かといったことはほとんどお知りでは
ないようです。

「あーあ。一般的な所にばかり行ってもったいない。他にもっと良いSPAなどがあるのに・・・」と、ふと思ってしまいます。

そして、駐在中にしておきたい事はやはり脱毛とシミ取りだそうです。

どちらも技術の高いレーザー治療をタイでは受けることができます。

日本では価格も高いですから、この駐在チャンスをつかって、ほとんどの方が多かれ少なかれこの治療を受けられているそうです。(多分このバンコクの強い日差しでシミもふえているのかもしれませんが)

しかし、この話を聞きながら、旦那様も仕事のための接待だとか付き合いだということでゴルフや夜のネオン街での生活をおくっていられるように感じている私ですが、奥様たちも旦那さまに劣らずゴージャスな生活をしているようです。

帰国したら「あの時は何だったのかしら・・・」といったカルチャーショックにならないようにしてもらいたいものです。

また、駐在員を送っている会社側も安全のためなら何でもOKというものでもないと思います。

もっと現地を視察し、本当にこれ程までの生活環境を整えなければいけないのか、考える必要もあると思います。

これによりかなりのコスト削減ができるはずです。

日本の相場でものごとを考えるのでなく、現地の相場で考えれば彼らは間違いなく5倍以上の浪費をしていると思います。

人事部・総務部の立場であれば、もし何か事件が起きたら、自分達に責任が来て困るといったことからなのでしょうが、この過剰待遇を安全のためとか安心のためという言葉でカモフラージュするのはどうかと思います。

それほどまでにしなくても、十分に快適な生活はおくれるはずです。

日本と同じレベルで十分と思うのですが。

それでなければ汗水流して働いている日本の社員がかわいそうですよ。

このページの先頭へ