ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

スポーツ界でも道徳を教えなくてはいけないのか

2010.06.18

6月14日のワールドカップの日本初回はカメルーン戦。

どうにか勝ちました。

ここに至るまでの練習戦では負けが多かったので皆さんも心配していたことでしょう。

私も同じです。

最後までのわずか1点を守り切れるかどうか本当に心配でした。

でも今回は前回と何か違ったように感じますね。

当たりも強く相手に負けていませんでしたね。

ボールへの執念や気迫といった事が伝わってきました。

ともかくよかったです。

こういった嬉しいニュースの一方、相撲会では野球賭博事件。

60人近くの力士が手を染めていたと発表されています。

これは我国のスポーツ界において一大事と感じています。

相撲は国技ですし、そこには清く正しい精神が流れているはずですが、そんなものちっともなかったといった印象でしょうか。 

今の時代に野球賭博とは、悪いことはさておいて「これ、少し時代遅れの行動では?」と言いたくなります。

もし当初は軽い遊びの気持ちでやったとしたら、「もっと違う遊びがあるでしょ」と言いたくなります。

相撲界では八百長相撲疑惑、暴力団との付き合い疑惑。

前回は親方まで弟子のしごきに加担し、結局は死亡までをも引き起こすといった事件。

そして、さらに大麻事件と続きました。

誰が考えてもこれらは悪いこと。

何故、大の大人が善悪の区別がなくなるのでしょうかね。

それも選ばれた人間が・・・。

今や「国技の相撲の世界でさえ道徳を教えることが必要となってきたのか・・・。」と思った次第です。

SPA選び

2010.06.11

バンコクには多くのSPA(スパ)があります。

日本から訪れた女性であれば90%以上の方が訪れていることでしょう。

でもバンコクに着いてみたらあまりに数が多すぎてどこに行っていいかわからないといったことがあるようです。

事前にWEBや本で調べて行かれる方、現地に着きCITY情報誌の宣伝を見て行かれる方、あるいはガイドさんに尋ねて行かれる方とその店の選択方法はさまざまです。

そこで、私が感じたSPAの現況について少しお話します。

まず、皆さんがSPAに行きたいのかそれともエステなのか、あるいはタイマッサージやアロママッサージを受けたいのかといった点をはっきりとしておくことです。

ご存知のようにSPAとエステはまったく違いますからね。

私としてはタイにこられたのならやはりSPAに行かれるのをお勧めします。

なぜなら、ここでは美容と共に体の安らぎを追い求めた2つのサービスがありますから。

外からのお肌への美容と共に内からの美容であるリラクゼーションサービスが受けられるからです。

ですからエステとはまったく違いますね。

そのサービスのためにサウナやジャグジーなどに入り発汗・筋肉の凝りを和らげると共にデトックス効果により、肌の疲れや疲労を取り除くことを目指し、ほとんどのサービスにはアロママッサージがついるので値段的にもお得感があると思います。

そしてSPAは大きく分けて、ホテルに入っているもの、一軒家のもの、そしてビルなどに入った店舗と3つのタイプに分かれます。

ホテルに入っているスパ、一軒家のSPAはその地代家賃が高いために概してサービル料金も高くなりますが、それなりに高級感があります。

又、一軒家のSPAは場所的に駅から遠いところが多く少し不便です。

でも、これは仕方がないことですね。

一軒家という敷地を持つことから街中にあるのは難しいのですから。

そしてビルのテナントとして入っているSPAにも高級感や清潔感・ローカル色といった個性的な店がたくさんあり、お値段も様々です。

それぞれのお店の経営方針も違い観光客相手をメインにしているところ、宣伝をとにかくいっぱいやっているところ、地元に密着しそのサービス内容で勝負しているところと様々です。

普段なかなか受けてないサービスということもあり、多くの皆様にはそのサービスのレベルがどの程度であるのかはっきりわからないかと思います。(すべて良く感じてしまうかもしれません。)

幅広く宣伝しているところやホテルに入っているところがすごく良いとも限りません。

また、ホテルやガイドの紹介に関しても、この方々が紹介マージンをもらって店を薦めることが多いので彼らもどの程度のサービスレベルかはわからない、はっきり言ってなかなかどこがいいSPAなのかわからないといったのが実情です。

ですから、せっかく体験するのですからやはりWEBでしっかりリサーチなさって選ばれるのがよいと思います。

私個人としては地元密着型のサービスを行ない、何か自信のあるサービスを行っている特徴あるサロンが良いかと思います。

なぜなら、サービスが悪いと地元の人はすぐ離れ他の店にいってしまいますからね。

値段も手ごろでサービスがいいからこそ多く来られているわけです。

ただ、残念ながら概してこういったサロンはあまり宣伝していないようです。

多分、宣伝しなくてもお客さんが来るからなのでしょうね。

デモの終わった今のバンコク

2010.06.04

先週はBKKに行っておりました。

皆さんご存知のとおり、2ヶ月以上にもおよんだタクシン前首相を支持する赤シャツグループのデモ行動はとうとう政府軍の出動によって終結しました。

私が訪BKKしたのはそれから1週間後のことです。

今回の政府のとった行動に対しては内外において、色々と批判の声もあると思いますが、私としては政府としてこれしか方法がなかったと思っています。

実際、現政府の政策に批判を持つ赤シャツグループの色々な行動に対して政府は何度も話し合いを呼びかけ、まったく手を出さずに長い間行動してきました。

まさに、ただ傍観するだけでした。

一方、赤シャツグループは活動場所をBKKの中心街に移し、そこから動こうとはしませんでした。

この場所は銀座のど真ん中といった感じです。

観光客、有名ホテル、大きなショッピングモール、有名ブランド店などが集まったところです。

ここで赤いシャツの者たちがたむろし、バイクや車にのぼりをつけ街中を大きな音をたてながら駆け巡るのですから、商売などできたものではありません。

道路封鎖もおき、町中が大渋滞。

近所の店はすべて閉店。

無論、モールも同様です。

こうした中、政府は彼らの要求に対して回答をしてきましたが、彼らはその回答に耳を持ちません。

彼らは自分らの意見を主張するばかり。

「これが受け入れられないのなら、いつまでもここに居座り、デモ活動を行い続ける」というのですから、話し合いの余地がありません。

また、彼らは「政府はどんなことをしても自分らには武力はださない。」と、みくびっているわけですから、行動はますます過激になるばかり。

火をつける。車を倒す。物を投げる。

これでは解決のめどがありませんよね。

そうしている間に経済の損失はどんどん膨れあがっていきます。

このため周りの店をはじめ市民の生活に大きな支障がでて、限界が来てしまいます。

タイヤを燃やし、火を放ち、道路を走りめぐる赤シャツグループ。

私のSpa Salonの近辺でもこういった行動をしていたために、お客様も怖くていらっしゃいません。

これでは我慢できたものではありません。

今回の政府の行動はこうした被害者の声が限界に達したばかりに起きた当然の行為と私はみています。

「これ以上、市民の生活を脅かすわけには行かない。彼らの好き勝手なことをさせるわけにはいかない」といった結果だったといえるでしょう。

では、「今回の事件は誰が悪いか?」というならば、やはり前首相タクシンと私は思っています。

彼が第一にやるべきことは「政治の話は政治の場、国会で勝負しろ」というべきではないのでしょうか?

多くの死傷者を出し、自分が雇った者たちに好き勝手な行動をさせ、一般市民の生活に大きな支障を与え、それでもこの活動は自分とは関係がないと言い張る人間とはどういう神経なのでしょうか?

私には理解できません。

過激化した赤シャツグループは政府を支持している方々の建物を壊したり、火をつけたりとこれはまさにテロ行為としか私には見えません。

大好きなタイがこういった連中の行動のために国際的に評価をおとしたことは大変悲しいことです。

経済成長と共に貧富の差が大きくなり、歴史的に見て人種の違いもあるタイ。

今回のデモにこのことが大きく根ざしていることは間違いのないことです。

さらに今後は王様の高齢なことを考えるとまだまだ政治面では不安定さがつきまとっています。

仏教国、タイ。

その温和なイメージの国に早くよみがえってもらいたいと望むばかりです。

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