ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

韓国のおでん

2010.12.03

今週は韓国出張でした。

数日、寒い日が続いたと言うことでしたが、今週のソウルは天気もよく暖かでした。

さて、夜になって何を食べようかとレストランを歩き回りますが、どうも私にはすべてのメニューの量が多すぎて、食べる気になりません。

「それでは、おでんでも食べることにするか」と道端にテント張りしていた屋台に入りました。

そこにはおでん・てんぷら・トッポギがありましたが、目当てとするのはおでんです。

でも、予想が外れました。

それというのもおでんの種類が2種類しかないのです。

薄いはんぺんを2cmほどの幅で細くきったものを串刺しにしたものと、すり身を棒状にしたもの、これだけです。

日本で定番の大根、こんにゃく、厚あげ、たまごなどといったものはありません。

冬の韓国は寒いのですからもっと色々な種類を用意しておけば、お客さんも喜ぶだろうし、売り上げも伸びるだろうにと思った私です。

屋台を出た後、ほかの屋台も覗きましたが、やはりこの2種類だけ。

どうも、韓国の屋台のおでんはこの2種類だけのようです。

でも、味は薄めでおいしいですよ。

一個80円ほどです。

筋トレとマッサージ

2010.11.26

仕事柄発展途上国にいくことが多い私ですが、仕事の合間を見てはよくジムに行って汗を流します。

これは日本では恥ずかしいことに計画をさぼりがちだからです。

やることは筋肉トレーニングとランニング。

たるみがちの腹筋をしっかりとこの機会に鍛えます。

少なくとも鍛えようと心ざしています。

でも、久しぶりに力をこめて頑張ってしまうために、数日もすると筋肉痛が・・・。

時には翌日にはもう痛みが出てきます。

「あぁ・・、なんと情けないこと。あれしきのことで筋肉痛とは・・・。」といつも嘆きます。

ランニングメーターを見ると2年ほど前は時速13kmほどで走っていましたが、今は11.8kmほど。

つまり10%ダウンです。

これもやはり年なのでしょうか。

それとも根性がなくなったからでしょうか。

他にも発展途上国での楽しみはマッサージをうけること。

とっても料金が安いですからね。

ご存知のとおり日本の3分の1以下です。

店によっては5分の1ということもあります。

ですから、必ず受けます。

リラックスと日ごろの筋肉のコリをとるためという理由を自分で勝手につけて。

しかし、これが私にとっては大間違い。

受ければ涙を抑えての2時間の苦痛との戦いが始まります。

「何故か?」って。

それはまさに筋肉痛のため。

本来は、リラックスや筋肉のコリのほぐしのために受けに来ているのに、マッサージを行う人は筋肉がとてもこっていることがわかるのでしょうか、すじや筋肉をゴリゴリともむのです。

「心配しないで、私がしっかり硬くなったところをほぐしてやわらかくしてあげますからね」とでも言うように。

確かに私はコリをほぐしてもらいたいのですが、これはまさに拷問です。

低いうなり声をあげながら冷や汗をかき枕に顔をうずめる私です。

出張の際には日本でなかなかできないことをやりたい。

そうなると私にとっては筋トレとマッサージになります。

でも、筋トレをすれば、その後のマッサージが痛くなる。

一方、マッサージを受けても体は鍛えられない、体がよろこぶだけだ。

じゃあ〜、今回はどうしよう。

 筋トレをやめてマッサージだけにしようかな。いやいや、やめてはいけない。

日ごろ体を甘やかせているのだから、この際しっかり体を鍛えなさいよ!・・・」ともう一人の私が話しかけます。

そしてジムへ向かいます。 

1セットのサーキットトレーニングを終え流れる汗を拭きながら、「あ〜、今回もあのつらいマッサージとなってしまうな? いや、もしかしたら痛くないかも・・・? いやいや、そんなことはない、やはり痛いはずだ。でも、次回こそは日本でしっかり鍛えてくるぞ!」と、いつも反省する私でした。

戦争写真家

2010.11.19

先日ふとテレビを見るとあるカメラマンの生き方を紹介していました。

カメラマンといってもポートレートや風景写真といった、人のストレスを取りさり美と深く関係するような写真を写すのではなく「今、世の中で何が起こっているのか?」といった生の世界を伝える写真家の話です。

その名は戦争写真家、渡辺陽一さんです。

世界の裏側で起きている悲惨な状況、それを引き起こす内乱や戦争の写真を自ら命をかけて現場に飛び込み、現地人の目から見た生の情報を写真や映像としてわれわれに届けてくれている方です。

弾丸が飛び交い、爆弾が炸裂。

人の悲鳴、横たわる多くの死人。

それはそれはすごい世界に身を投じています。

このTVインタヴューで彼が言った言葉がとても印象的でした。

「こういった世界で一番被害を受けるのは実は子供なんですよね。戦争後の後遺症においても・・。でも、次の夢ある世界を作ってくれるのも子供なんですよね。」と。

なんだか、聞いていて涙が出てきてしまいました。

何も知らない純粋な目を持った子供たち。

無邪気に道を走りまわり遊んでいた子供たちの世界に、突如爆音が・・・。

世の中は一転地獄に。

横にいたお母さんは血を流して死んでいる。

周りを見ると・・・・・。

何の抵抗のすべもない子供たち。

本当にかわいそうになりました。

この3歳の子供、明日からどうなるのか?

彼らはこれから何に夢を見るのでしょうか?

見ることはないでしょう。

この現実を見れば。

それが現実です。

明るい夢を与えられない世界を作る人を私は最高に憎みます。

子供たちの財産はなんといっても夢を見ることができる力なのですから。

それを何故、大人は奪うのか・・・。

それは決して、してはいけないことなのです。

一方、あらたな世界、夢ある世界を作ってくれるのも子供たちです。

その子供たちに夢を与えられなければどうしてすばらしい世界が創造されるでしょうか?

日本は少子化の問題に悩んでいます。

一方、若い女性は「自分の人生を楽しまなきゃ」と結婚時期を遅らしたり、子供のために多くの時間とお金を使って厳しい生活するのはいや!」といった方も多いようです。

でも、これはまったく違っています。

「夢を創り出すことのできる命を作り出す力」といった、神が人間に与えたすごい能力を
いとも簡単に捨てているのです。

このことは是非とも若い女性にも考えていただきたいと思っています。

子供のもつ夢のすばらしさをあなたは奪い取れますか?・・・・。

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