辛いものが好きな私にとって、タイの食事は口にあうものが多いのですが、どうもいただけないのがあります。
それは屋台で売っている塩焼きの魚です。
炭火でこんがりと焼いているので焼き方としては最高、とってもおいしいと思うのですが、実は外に塩がたっぷりとまぶされているのです。
まぶしているのか、それとも焼いている間に塩が吹き出てきたのかは良くはわからないのですが、外見的には塩の衣をまさに着ているといった感じです。
まずこういった焼き魚は日本で見かけることはないはずです。
「こんなに塩がかかっていては塩辛くて食べられないだろうに・・
「誰が買うのだろうか?」と常日頃思っていました。
でも、最近そういった魚を、何故売っているかがやっとわかってきました。
ただし、私の想像ですが。
多分、こういった魚は労働者の方が買うのだと思います。
その理由はタイの気候です。
暑い日のもとで働く労働者はたくさんいます。
彼らは汗をたくさんかくので、やはり体が塩分をほしがるのでしょう。
そのため、こういった塩辛いものが売れるのでしょうね。
そして、それほど塩辛いと感じないのでしょう。
本日も市場で魚を買ってきましたが、フライパンで焼いていたら魚が真っ白に。
これすべて塩です。
でも、試しにと食べてみたらしょっぱいこと、しょっぱいこと。
やはり、私にはとても無理でした。