ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

仲良く手をつないで・・・。

2011.05.06

先日の朝、出社途中に横の路地から黄色い帽子をかぶった小学1年生か2年生位の男女の子供達が仲良く手をつないで出てきました。

大きく手を振り、ペチャクチャと顔を見合せ楽しそうに話をしながら学校に向かって歩いて行きます。

私は何だが非常にうれしくというか幸せ感を感じました。

とても純粋無垢で新鮮で本当に子供らしい姿だと感じました。

昔はこういった姿を良く見かけたような気がするのでが、今ではほとんど見かけません。

なぜなのか?その理由はわかりませんがめったに味わえない、ほのぼのとした光景でした。

昔、日本ハムの宣伝でしたでしょうか?「わんぱくでもいい、たくましく育ってほしい」といったフレーズも思い出します。

この子たち、いつまでも自然と手をつなぐ気持ちを忘れないでいてほしいものです。

放射能汚染

2011.04.29

海外出張の訪問先で度々、尋ねられることは[地震の被害はありませんでしたか?放射能は心配ありませんか?」と、いうことです。

「いいえ、私の家は東京なので津波被害のあった地区から遠いので、放射能の心配はありません。ただし、電力不足で時々電気が使えませんが・・・」と答えています。

でも、どうしてこんなに尋ねられるのでしょうか?

多分、海外の方は放射能の拡散(汚染)の事をすごく心配しているのでしょうね。

先週、訪れた韓国でも、日本からの食品の輸入に関しては全て放射能検査をおこなうことにするとまで言っていましたからね。

また、バンコクでも日本行きのツアーはほとんどキャンセル。

多くの人が日本に行くことを恐れているようです。

このため旅行会社は大打撃。

これを挽回する為に何かサイドビジネスでも見つけなくては会社をやっていけないといったような状態だそうです。

この放射能における恐れとは前回、日本政府が今回の状況は「レベル4」だと発表していたのに、外国人や海外からの疑念に対して、時期遅れて福島第1原子力発電所の事故評価をチェルノブイリと同等の「レベル7」に引き上げると発表したことにあると私は思っています。

つまりこれは海外の人たちにとっては「日本は真実を我々に隠していた!」と、とらわれたのではないでしょうか?

実際、東北の一部では危険な地区はあるものの、首都圏においてはそれほど危険はないといった状態にあるにも関わらず、土地勘のない外国人にとっては東北も首都圏も同じようにとらわれている事も多いように感じます

ですから、日本政府は、この「勘違い」を早く払拭することがとても重要だと私は思っています。

そうすれば観光客も徐々に増えてくることでしょう。

今後、政府には国内はもちろん海外からも誤解を招かないような正しい情報開示とその時期、そして情報の統一徹底をしっかり行ってもらいたいと思います。

東北関東大震災への支援について

2011.04.22

今回の東北関東大震災で感じたことはたくさんあります。

一つは、すぐにでも困っている人に何かしてあげたいと思ってもできないことです。

提供する物資にしても、避難所ごとに不公平にならないよう、また提供を受ける方々にも不公平にならないようにしなければいけないこと。

そうなるとかなりの数を準備しなければいけません。

これは個人ではなかなかできないことです。

また、現場に届けるにしても道路の被害や車両制限がされたことなどで、その手段がなかなか準備できなかったことなどがあります。

では、物でなければ労力をと思うのですが、災害場所は何もないわけですから、食事・宿泊・交通手段・エネルギー(電気・燃料)などすべて自分で準備しておかなければ、現地に行って迷惑になってしまう事でしょう。

一般人が週末や短期間会社を休んでボランティア活動しようと思ってもなかなか難しいのが事実です。

つまり、気持ちは今にも現場へ飛んで行って、何か応援したいと思っているのに、現実は何も出来ないということがわかりました。

本当に歯がゆい思いです。

そうなると、やはり寄付しかないのでしょうか?

でも、やや偏見的と思われるかも知れませんが、私にとってはこれでは何かもの寂しい感じがするのです。

「お金さえあれば何でも出来る」といった、どことなく温かみのない応援の感じがするのです。

決して寄付が悪いと言っているのではありません。

寄付はすばらしい立派な行為です。

ただ、寄付だけではなくて、被災者の方々に「あなたを皆が応援していますよ。見つめていますよ。頑張ってください。決して一人だけじゃないのですから。」といった気持ちを持っていただけるような行動をすべきであろうと思います。

そのためには、一刻も早く現場に向かい現地の方々と一緒に復旧活動を行うといった、目に見える行為を行うべきだと私は思っています。

皆さんは、きっとさびしいのです。どうしていいのかわからないのです。将来に不安を感じているのですから。

今、大切なのは「ふれあい」ではないでしょうか。

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