ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

上海は過熱気味

2011.07.29

先週は上海に出張でした。

仕事を終え、現地の者と世間話をしていましたら、上海の物価と家の話になりました。

現在、上海でのマンション価格は1平方メートル当たり平均40万円は最低するそうです
(一般人の所得は10万円前後)。

でも、この価格でどんどん完売だそうです。

それは家の値段がここ1年ほど少し下がったといっても、今後はもっともっと値上がりすると全ての人が予想しているからです。

ですから国の購入規制があるにしても、これを何とか潜り抜けて家を購入することに走っているそうです。

その理由の一つには、やはり物価高があります。

お金を貯金しても将来目減りするなら家を買うほうが絶対に得。

皆がそう考えています。

今や彼らにとって家を買う目的は住まいというよりも、貯金そのものなのです。

多い人は10軒も20軒も持っているそうです。

そこまでのお金があれば事業をやったほうがいいのではないのか?
と私は思うのですが、彼らは事業よりも家を買うほうがリスクが少ないし、こちらのほうが儲かると考えています。

また上海には多くの人が仕事を求めてやってきます。

でも、その物価高のために若者は給与が低いとすぐ仕事を変えてしまうそうです。

その転職率は高いとの事です。

私は今の中国は就職難と聞いていたのでこの話しは意外でした。

しかし、老人はというとやはり田舎にとどまるそうです。

それは文化革命の時代を経験した人に文盲の人も多く、たとえ上海に出てきたとしても字が読めないといった理由もあるそうです。

上海に来てみたけども何がなんだかわからない。

店名も読めない。

地図も読めない。

こういった状態では都会で生活すること自体100%無理です。

そして60歳前後となったその子供達も勉強をすることを親に言われることがなかったので、やはり知識が高くありません。

しかし、上海ではこの好景気と共に3K労働への人手不足が起きていることから、生活の為に出稼ぎに出て来ています。

そのため、今の上海は増え続ける現代の若者と田舎からの出稼ぎ人、雲上人となった大金持ちが入り乱れ、庶民は家の購入に夢中といった世界が繰り広げられているよう
です。

キレイな心を持つ人たち

2011.07.22

マクドナルドで昼食をした時のことでした。

私の座ったはす向いの席に歳は55歳ぐらいでしょうか、白い歯を大きく見せてにこやかに笑っている男性が座っていました。

そして彼の向かいには65歳ほどの小さな女性が座り、二人楽しそうにハンバーガーとアイスコーヒーを飲みながら話をしていました。

私は食事をしながら、時々目にはいる笑顔を絶やさないその男性の顔がとても輝いて見え「ああ、こんなに素敵な笑顔を持っている方がいるんだ・・」と深く感心していました。

彼の黒縁のメガネの中には細く微笑んでいる小さな目が見えました。

しかし、しばらくして彼は目が不自由なことがわかりました。

そして、二人の会話が自然と耳に入ってきました。

大筋の内容はこうです。

「おばあさんは足が悪いのだから長い距離を歩けないでしょう。今日は車椅子で来なかったけどいつもは車椅子を使っているでしょう。だから今度行こうとしているところは初めての場所なのだから私があらかじめ場所を下調べしておいてあげますよ。その方が、道に迷わないし、地下鉄で移動するにしてもエレベーターがどこにあるかがすぐにわかったほうが助かるでしょう。」

「でも、あなたも忙しいでしょうし迷惑をかけるからいいですよ。」

「いやいや、そんなことないですよ。おばあさんの行きたいところは会社の帰りに寄れますし、それほど遠い駅ではないですから心配しないでくださいよ。」

「じゃあ、お願いするわね、すまないね・・・」
といった感じです。

そして、二人はその後15分ほど話をして食事を終えました。

おばあさんが立ってテーブルを片付けていると、彼は「おばあさん、このアイスコーヒーのプラスチックカップは僕が持って帰るので捨てないでください。これには蓋がついているから、水を飲むときにこぼさないで飲めるから便利なんですよ。おばあさんの分も一緒に持って帰るから頂戴ね。」

「ああ、わかったよ。じゃあビニール袋に入れてバッグに入れておくから、持って帰ってね。私はテーブルのごみを捨ててくるから」

と、まるくなった背中をさらにまるくしてとゆっくりとトレイを持って行きました。

その足取りはとても遅く1mを歩くのに5秒程はかかるほどでした。

一方、目の不自由な彼は片方の手でテーブルの端をおさえ、紙ナプキンでパンのくずや
飲物の水滴が残っていないようにとテーブルをキレイに何度も拭いていました。

そしておばあさんが戻ってくると「おばあさん、テーブルの上はもう汚れていない?大丈夫?」と確認していました。

そしておばあさんに持っていた折り畳み傘の取っ手を握ってもらい、彼はもう一方の先端を握り立ちました。

そしてもう一度、イスがテーブルにちゃんと収まっているかを手で触って確認し2人一列になってゆっくりと店を出て行きました。

私はこの光景を見て今日は本当にすばらしい光景を見たと感動しました。

目の不自由な彼は足の不自由なおばあさんのために場所を確認してきてあげようとする思いやり、そして、テーブルが汚れていないか、イスは正しく並べられているかといった
次のお客さんが気持ちよく使えるようにとの心遣い、本当にキレイな心ではありませんか。

そして、足の悪いおばあさんは彼の手を引き、歩くスピードはとても遅くとも自分が案内するほうが彼は危なくないし、楽であろうということだからでしょう。

2人を見ながら、その心は崇高であり自分ができることを少しでもしてあげようといった暖かい思いやりの心に触れ、とても気持ちが洗われた一時でした。

ボート漕ぎのマシン

2011.07.15

最近、ダイエットのためにボート漕ぎのマシンを購入しました。

スリムになるためにはどうすればいいか?歩く・走る・泳ぐ・食事制限など色々あるでしょうが、やはり食事についてはおいしいものが食べられなくなると人生が楽しくないと思いますし、偏りなく適切な量を適切な時間に食べればそれほど太ることはないと私は信じています。

ですので、食事制限といった内容をこれらの項目からはずし、どんな時にでも自宅で簡単にできそうだと決めた内容が「ボート漕ぎ」ということです。

何故、「ボート漕ぎ」かというと、ロードサイクリングやボートをこいでいる人にお腹周りの大きな人をほとんど見たことがないからといった単純な理由です。

早速マシンを買い、2ヶ月で5kgの減量、いやむしろウエスト5cmダウンをめざし始まりました。

起床は5時で、運動は5時半からスタートです。

でもこのマシンで大変なのは3日目からわかりました。

オールを引くときの付加力を大きく設定したために、オールをしっかり握っておかないと引くことができません。

無論、疲れるのはわかりきってのことですが、ここまで握力がいるとは予想していませんでした。

30分ほど漕げば汗だくです。

一方、手もがちがちにこわばります。

何となく、手の平がむくんだとまでに感じるほどです。

3日目には手の平の皮が5箇所もむけてしまい、こんなことは小学生の鉄棒の時以来です。

ですから4日目からはこの痛さとの格闘となった次第です。

なお、このマシンを効果的に使うためには、足を伸ばして大きくオールを力いっぱい漕ぐことよりも、早く体をちじめて次のオール漕ぎの準備する体勢をつくることが大事のようです。

このためには腹筋と太ももの筋肉を使うことがポイントです。ですからおのずとこれらの筋肉が鍛えられてきます。

だから、ボートの選手はお腹がしまっているのでしょうね。

誰にでも出来るこの「ボート漕ぎ運動」はお腹周りのスリム化を目指す人にはとてもいいと感じています。

腹筋マシンよりもいいみたいです。

有酸素運動もしっかりできますしね。

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