ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

偶然の一致?

2012.04.06

現在の時間は4月5日、バンコク時間で3時40分です。

昨夜は仕事疲れのため11時と早めに寝ましたが、ふと目ざめて時計を見ると3時10分を指していました。

「どうしたのかな。まだこんなに早いのに・・・・」と思いながら10分ほどベッドの中でうだうだとしていたのですが、はっと気がついたことがありました。

私事で申し訳ないのですが、一年前の今日この時間、朝4時頃に父が他界いたしました。

思い起こせば、昨年の今日より1週間ほど前から、医師に父の病態の山場が来ることを聞かされ、家族が毎日徹夜で付き添っておりました。

父の病気は血液の病気で、赤血球の数が一般人の20%ほどしかなく、そのためどんどん体が衰弱していく病気でした。

この時期においては末期の状態となり、治療法といえばもはや輸血しかない状態でした。

普通であれば、ここまでにいたらずとも思考力も衰えるのですが、幸運にもその点はしっかりしており、医師も何故これほどまで頭も働き元気でいたのか、全く不思議といった状態で、生きているのは強靭な精神力しか考えられないと言われていました。

ですから、家族もこの時点においては、もはや付き添ってあげることしかできないといった状況でした。

そして2011年4月4日24時、この日も家族や孫が全員集まり付き添っていたのですが、呼吸も血圧も安定しているということで、母のみを残して一端家に戻り、また明日の朝に来院することにして病室を出ました。

私が家に着いた時間が4月5日の1時頃でした。

そして帰宅の4時間後、父は他界したわけですが、その時間はなんと本日、私が目ざめた時間なのです。

偶然の事なのでしょうが不思議なことがあるものです。

早速ベッドより抜け出し日本の方を向かい、亡き父への冥福をささげ、今日の一日が始まりました。

傲慢経営者

2012.03.30

今月は大きな会社が世間を騒がしていますね。AIJしかり東京電力といい、その経営人の人間性の悪いことこの上なく思います。

AIJなどは中小企業の年金として預かった資金を1000億以上損失しているにもかかわらず、社長は平然してまるで権利のように7000万円以上の年収を取っていたことが報道されています。

これはまさに詐欺ですね。

詐欺以外の何物でもないと私は思っています。

こういった人が組織のトップに陣取り、監査資料まで偽造させるのですから言葉にもなりません。

オリンパスにおいても前社長を始め経営陣がすき放題のことをやり、この悪業を表に出さないよう画策しています。

これほどまでに欲が深い人間が、社内では偉そうに権限を持って大きな声を上げています。

とても信じられませんね。

そう思っていたら、今度は東京電力。

予告なしの急な電気料金の値上げ連絡は、経済界よりものすごい反発を招きました。

これに対し会社側は『みなさんに安定した電気を供給する為には仕方がないのです』と説明。

でも、これって全く納得いきません。

「安定した電気」とは何を意味しているのか社長に質問したいですね。

安定とは「理解が得られる価格、言葉を変えれば消費者が納得いくような安価で、供給量の乱れがなく安全に電力を届けること。」と、私は思っていますが、この社長の言葉にはどこにもそういったニュアンスが感じられませんでした。

更には「この値上げが納得いただけない方には契約の見直しをおこなう」と。

これは、つまり電気を供給しないということですよね。

こういった傲慢さは、まさに独占企業体質から起きてくるのでしょう。

人間こうはなりたくないものです。

こうしてみるとAIJ・オリンパス・東京電力の経営陣はだれを見てもわかってないことがわかります。

彼らは決して偉いのではないのです。

彼らが存在する意味があるのは、唯一、「彼らを使ってくださる消費者がいるからだ。」ということです。

私はこういった傲慢人間は、やはり苦労をしてこなかったのだと思っています。

上に立つ人間には、もっともっと社会倫理とか教え人間性を重要視すべきだということなのでしょう。

もう一度、言っておきたいです。
「我々は他の人に生かされているのだ」と・・・・・。

ちまちま言う政治家

2012.03.23

民主党は、消費税率を10%に引き上げるための法案の事前審査を再開しています。

しかし、なかなか党内の意見がまとまりませんね。

議員からの反対意見に対し執行部は「経済状況を好転させることを条件とする」などといった新たな文言をつけ加えていますが、出席議員から、「増税後の税制改革の方針は、さらなる増税を示唆しているからダメだ」と言う意見がでて、なかなかまとまらないでいます。

とりあえずは10%で意見調整したいところなのでしょう。

まあ、数字的に8%にするのか10%にするのかはさておき、日本のこの最悪の財政事情を直視する限り、これ以上赤字国債の発行はできませんから、いますぐ金を集める方法として国は国民や会社より税金を取るしか方法がありませんから、平等に取るには消費税しかないのでしょうかね。

日本国民の誰もが「我々から金を取られることは嫌だと思っている中ですが、一方ではギリシャのような事態を考えると増税も仕方ない・」と考えているのでしょう。

でも、政治家の仕事とはこういうものでいいのでしょうか。

私は絶対に違うと思います。

消費税を8%か10%かの数値といった、ちまちまとした話をするのでなく、やはり、国民に希望ある日本の姿を見せるべきでしょう。

政策もプロの頭脳集団に任せればいいと思います。

政治家が今やるべき最も大事なことは、元気な日本作りです。

つまり、国民にいつまでも負担を与えるようなことを強いるのではなく、もっと「日本国はこういった方法で世界の金を呼びこんでくるのだ。こうすることにより国民及び将来の子供に負担をかけることのない明るい未来を築くのだ!」といった将来構想や方向性をしっかりと提示してもらいたいですね。

しかしながら、今の政治家の行動はやはり保身的な考え。

選挙で落ちたくないと言った行動ばかりが私には目につきます。

おとなしい日本人だから政治家は好き勝手なことをしているような気がしてなりません。

どうして日本の将来ビジョンをガンガンうたう政治家がいないのかが私には理解できませんね。

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