ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

素敵なおばあさん

2012.04.27

私が会社に向かう道で時々お会いするおばあさんがいます。

おばあさんは身長145cmほど、体重も40kgにも満たないような小さなおばあさんです。

自宅の玄関前で白いエプロンをかけサンダルを履いて、ニコニコと笑顔をうかべ行き交う人を見ながら立っています。

玄関の前には道路を隔てて小さな公園があり、つい先日までは桜が満開でした。

そしておばあさんは、自分の家の前を通る人に「今日はいい天気ですね。」「桜もだいぶん散ってしまいましたね。」「気をつけて行ってくださいね。」「今日も頑張ってくださいね。」「雨が降らないといいですね」「今日は暖かくなるかも知れませんね。」などと、ちょっとした言葉をかけ、にこやかに手を振って見送っています。

もちろん、通る人は知っている人ではありません。

私もおばあさんに声をかけられますと「は〜い、行ってきます。」と大きな声で答えています。

見知らぬおばあさんですが、朝からこういった声をかけてくださると、若い女性からで
なくとも、感謝と共になんとなく心が穏やかになります。

不思議なものですね。

小さなふれ合いっていいものですね。

しかし、最近ではさびしくなったものです。

マンションのエレベーターでさえ、挨拶もなく乗り込んでくる方がいますよね。

少なくとも同じマンションの住民同士なのですから、挨拶ぐらいはするのが礼儀ではないかと思うのは私だけなのでしょうか?

それに比べこのおばあさんの素敵なこと。
心がキレイなのでしょうね。

やさしい心をお持ちの方なのでしょうね。

いつまでも元気でいてもらいたいと思います。

2つのタイプの人間

2012.04.20

人の性格には色々ありますが、話していて感じる事の中に、いつまでもくよくよしている人と、楽天的というかすぐに気持を切り替えて、次の事にさっさと取りかかるタイプの人種がいることです。

このことは皆さんもよくお分かりのことと思います。

でも、これってその人の性格によるものでしょうか?

一体、何がこのように分けるのでしょか?

実際、話していて気持がいいのはやはり後者の方です。

時折、ここまであっさり割り切れることができるのは、その事にあまり一生懸命に力を入れてなかったのか、実際はできると思っていなかったのではないか?と、思うことさえ感じる程のさっぱりタイプの方がいます。

しかし、その内容はどうであれ、振り返ることなく進もうとする姿勢には共感しますし、一生懸命応援したくなります。

一方、私の性格もあるのでしょうが、私のもっとも嫌なのが、いつまでもくよくよとして後悔ばかりしている人です。

始めはその方の相談事に一生懸命私も頑張るのですが、相手の話す内容が足踏み状態か、あるいは過去の事の思い出(検証かもしれませんが)ばかりとなると、やはりうんざりしてしまいます。

これからといった発展的な話がありませんからね。

「もし、こうなっていれば今とはもっと違ったのに・・・」、と言った後悔事ばかりです。

これを何度も聞いていると、実に疲れてしまいます。

世の中にはどうにもならない事も沢山あるわけで、いつまでも考えても仕方がないのです。

また、世の中は自分の思ったように動くわけではありません。

全て相手(自分以外のもの)があってのことです。

ですから「・・・してたら」「もし・・・であれば」などと過去の事や、変えることのできない事をあれこれと考えても仕方がないと思うのですが、当の本人はそうではないようです。

「なぜ、それがわからないのだろうか?」と、たまに思うことがあります。

私の信条は過ぎ去った事柄について、悔みの意味を含む「たら」「れば」の言葉は使わない事です。

出来る事を全てしてみて実現出来なかったらそれでおしまいです。

「しかたない。」とあきらめます

でも、そういった時は、「出来なかったからには何か理由がある」と現実を受け入れるだけなのです。

過去を振り返るためにとどまっている時間などはないのです。

「感謝」

2012.04.13

高層ビル街の中にあるコーヒーショップの外のベンチに腰かけて、通り過ぎる人や車の流れをなんとなく眺めているのが休日の朝の私の行動。

こうしてそびえたつビルやきれいな道路・並木・shopなどが出来たのも経済の発達のおかげです。

その経済を発達させたのは、やはりエネルギーや交通手段の発展によるところが多いのだろうと考えながら・・・。

そういった大きなもの・重いものがあちこちに運べるようになったのも、自動車ができたため。

この自動車が動くのは「爆発」からできるエネルギーを使ったエンジンですが、このエンジンを開発した人は考えて見るとつくづくすごいな〜と感じます。

もし自動車がなければこの世はどうなっていたのかと。

馬やロバといった動物の力に頼らざるおえなかったわけですから、そうであったらどこまでこの世が発達できたのかと。

そして今の自分の生活はどうなっていたかと・・・。

ダイナマイトを発明したのはご存じノーベルですが、それと同じくらい「エンジン」を開発した人もすごい人だと思うのです。

でも、私はそれを誰が発明したかは知りません。

ワトソンはスチームエンジンを発明しましたが、油を使ってのエンジンまでは発明していませんよね。

それではだれが発明したのでしょうか?

これにはかなりの苦労があったことでしょう。

豊かさの中に隠れた人の努力は意外に気がつかないものです。

豊かさに囲まれれば囲まれるほど、それを当たり前だと思ってしまうから。

でも、こう出来ているのもその陰には相当の努力と時間がかかっています。

だから、思うのです。

我々に最も大切なことはこういったことを与えてくれた人々への「感謝の気持ち」だと。

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