先日テレビを見ていたら「人」と言う字は「互いに支え合って作られている漢字である。」と、言っていましたが、ふとその時思いました。
人を表現する言葉にはもう一つ、「人間」と言う漢字があるけれど、2つの漢字の違いはなんなのだろうか?と。
自分は意識して使い分けているかなと?
多分、意味があって2つの漢字があるのでしょうから、使い方もあるはずです。
皆さんも少しこの違いを考えて見てください。
以外にこれを説明する事って難しいですよね
しかし、普段の生活で会話を考えると、やはり使い方が違いますね。
「君は一人の人だ」とはあまりいいませんよね。
「君は一人の人間だ」とはいいますね。
これを考えると多分「人」とは単なる生物としてとらえた時の表現なのでしょう。
一方、人間とは「人」と「間」の2文字からできています。
「間」があるわけですから何らかの距離感を示しているのでしょう。
それを人が作りだす距離としてとらえるとそれは何か?
個性、人格・・・。
いや、2人以上が存在しないと距離ができませんから、やはり社会といった集合体があっての言葉なのでしょう。
そう考えると「人間」の意味は社会との関わりというか、存在感と言うか、人が集合体として存在することから生まれた漢字と想像されます
「人間、人間、人間・・・」 何度か口ずさむと人に間と言う文字を付けたその考えってすごいですね。
実に哲学的ですよね。